2026年1月5日月曜日

弓削の北の尾根から登った熊山

 


瀬戸町弓削(ゆげ)からの熊山登山道は2020/02/19に歩きました。今回は弓削の北の、勢力との町界付近の尾根から登ってみました。地形図で見ると山陽本線の吉井川鉄橋と弓削橋の間付近にある尾根ですが、尾根の南の谷の奥は石切場だったらしく、とんでもない崖になっています。地形図ではこの尾根には送電線が通っているので、巡視路を探してみましたが簡単には見つかりません。しかし一番川沿いの鉄塔は尾根の先にあるようなので、笹薮から急斜面を登りました。笹薮を抜けると斜面に踏み跡らしきものがあり、登ると鉄塔はなく、基礎のコンクリートが4つあるだけでした。しかしなぜか電線が南北に尾根を越して張られていました。すぐ下の県道79号線にも電柱はあるので、この動力線は特殊な目的なものかも知れません。「Energia熊山支106」と書かれていました。


尾根に上がればあとは巡視路を歩くだけです。次の鉄塔跡には共同アンテナの残骸があり、その次ではNO.8への巡視路が北に降りていっていました。巡視路がなくなっても歩きやすい尾根で、226mピークに登り(南側を巻けばよいのですが)、上り坂になりました。シダはないので問題なく歩けますが、徐々に藪っぽくなりました。枝をかき分けて登っていき、390mピークに着きました。ここは岡山市と赤磐市の境なので道があるだろうと期待したのですが何も無く、東に少し降りてから藪を登りました。登ったところにあるのが岡山県の熊山反射板で、ここからは2020/01/25の下山コースです。素晴らしくよく整備された道で、少し登ると経盛山(503.9m)で、紅白の本四連系線第二一一号鉄塔があります。ここから熊山の方へ行く途中に「経盛山テラス」への道しるべがあり(経盛山の手前にも道しるべがありましたが道がわからなかった)良い道をたどると眺めの良い場所に出ました。北から東の方向に展望が広がります(写真)。


登山道に戻って南東に歩くと、弓削からの登山道に出ました。ここからは楽な道で、まず未舗装の道路を横切り、そのまま東に歩くとまた道があり、これも横切ってまっすぐ歩くと道に出て、南に大きな杉の木2本を見ながら歩くと熊山の山頂に着きました。四角い謎の石積と、南に開けた展望台があります。この日は空気が澄んでおらず、遠くはよく見えませんでした。


下山は弓削へ降りました。登ってきた登山道を引き返し、炭焼窯遺跡や鍛冶宮、石積遺跡を見ながら歩きました。やけに中央が深く掘られた道です。経盛山への分岐を過ぎて下っていくと南山崖への分岐があったので行ってみました。しばらくほぼ水平に歩くと駱駝岩への分岐があり、下っていくと特徴のある大岩と吉井川の素晴らしい展望がありました。この岩は2020年にはミナミ岩という名前だったようです。引き返して登山道に戻り、さらに西に行くと龍神山がありました。北側に巻き道がありますが、登ってみました。ここも素晴らしい展望があります。さらに西に歩き、陽当たりの良い林の中の弓削三等三角点(262.1m)を見て、あとは登山道を降りました。まったく問題なく弓削の八幡神社に降りてきました。


展望 ★★☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「万富」です。



2026年1月3日土曜日

揖保川町のめぐみの滝

 


Google Mapを見ていたら、揖保川町の山の中に「めぐみの滝(馬路川不動滝)」がありました。不思議な所なので行ってみました。揖保川町には「ヤッホの森」のある山がありますが、滝があるのはその西の、天下台山に繋がっている山です。原墓苑に車をとめて南に道を歩きました。すぐに害獣避けの扉があり、これを抜けると気持ちの良い自然林に車の通れる道が続いています。気持ち良く歩いていて、ちょっと左を見ると飛行機がありました。驚いて見に行くと、翼を外した飛行機だけでなく、かなり大型のモーターボートもありました。トラックの荷台もたくさんあり、石材や瓦、板材もあって、投棄されているというより廃品コレクションという感じなので詳しくは書きません。地形図ではこの先で道は川を渡っていますが、これは両岸がコンクリートの川で、水はありませんでした。そのまま道を歩くと堰堤がありました。その先は両側にロープの張ってある遊歩道のような道ですが、足元は石だらけでした。そして「原 めぐみの滝」と書かれた杭がありました。川を渡ると東屋というか小屋があり、中には不動明王が祀られていました。もう一つの石仏はお地蔵様というより托鉢僧という感じで、お顔もとてもリアルでした。この小屋からさらにロープを使って岩を登ると岩盤があり、これがめぐみの滝と思われますが、この日はほとんど水が流れていませんでした(写真)。滝の向かいの斜面の上の方にも不動明王などの石仏が3基ありました。


めぐみの滝を見たので、あとは周辺の山を歩こうと思いましたが、滝の周辺は急斜面で登れません。来た道を少し戻ると、水のない川が南の谷の方に延びていたので、これを遡りました。この周辺は自然林ですが、ほぼ一種類の木が生えており、たいへん美しい風景でした。落葉していて木の種類は分かりませんが、幹の細い木でした。谷を遡ると川はすぐになくなりますが、その先もシダ藪は少なく、少し登っていくと道らしきものも現れました。どこかでシダ藪に行く手を阻まれるのではないかと心配しながら登りましたが、道は意外と続いており、緩やかな谷を登って尾根に上がることができました。しかしこの尾根はシダ藪で入れません。道がまだ続いていたのでそれを辿りましたが、すぐに見失いました。しかしここで上を見るとシダのない岩の多い斜面があり、登れそうなのでここを登りました。登っていくとシダが増えましたが、突破するとシダのない林にでてきました。ここからはシダ藪を避けながら尾根を歩きました。道ははっきりしなかったのですが、少し歩くとマーキングがあって、東から道が登ってきていました。ここからは登山道らしく、多少の藪はありましたが、とても歩きやすくなりました。尾根にはときどき枝を広げた大きな木が生えていました。そして286mピーク付近に着きました。道しるべがあり、来た道は黍田富士方面、西は天下台山、北は岩屋谷公園となっていました。天下台山から岩屋谷公園への道は東尾根コースです。


ここからは東尾根コースを北に歩きました。良く整備されており、両側から延びてきたシダは切られていました。少しずつ下っていくと展望のある場所もありました。登ってきた原墓苑の方に降りたかったので、220mピークで北斜面に道を探しました。しかしここの北斜面は背の高いシダが茂った急勾配で、下手に降りると身動きが取れなくなりそうだったので断念しました。東尾根コースは220mピークから西に向かい、200m+から北に行って210m+、160m+ピークを過ぎて岩場の下りになりました。ロープがあって助かりました。途中に相生支線一四鉄塔があります。相生市街がよく見えます。最後は岩屋谷公園に降りてきて、大回りして原墓苑に戻りました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「網干」「相生」です。