2025年11月1日土曜日

引原ダムから登る山品山

 


何度も登っている山品山ですが、今回は引原ダムから登ってみました。グーグルの地図を見ると、引原ダムの北東に「引原ダム展望公園」があります。ここを起点にしようと思って、引原ダムから東に歩くと、「すすむ世の ためとてあはれ ささなみの そこに消えぬる 引原の里」と書かれた引原ダム記念碑があります。これの道の反対側に急階段がありました。入口にはトラロープが掛かっていましたが、これを登らないと山品山に行けないので、とりあえず登ってみました。ベンチのある展望スペースがあり、音水湖が木々の間に見えました。登り始める前に少し少し公園を歩いてみましたが、ダム建設時の遺構が残っており、興味深いものでした。


展望公園の東側には削られた尾根があり、これを登りました。急斜面ですが太いロープがあって、登山道のようでした。ロープを使って登ると上には岩がありましたが、ここにもトラロープがあり、問題なく越えられました。岩の先の538m地点は歩きやすい尾根で、しばらくは南側にコンクリートの大きなブロックがいくつかあり(写真)、ダム建設時にはこの付近まで利用していたようです。尾根はしばらくは植林で、急斜面でも問題なく登れました。標高750mまで登ると平坦な自然林になり、アップダウンするようになりました。770m+ピークを越えて曲がりながら尾根を歩いていくとまた植林になりました。アセビが生えている所もありましたが邪魔というほどではなく、ほぼ植林が続き、最後は植林の急斜面を登って自然林になったと思ったら山品山の山頂でした。静かな切り開きに山品三等三角点(945.76m)があります。今年は例年よりも栗やどんぐりがたくさん落ちており、樹の実は豊作のようです。兵庫県ではあまり熊のニュースを聞かないのはそのせいでしょうか。


下山は南に尾根を歩きました。広くて気持ちの良い自然林の尾根です。まだ少し早いとはいえ、紅葉が見られました。ほぼ平坦で、940m+ピークから930mピークまで歩きました。ここから北西や南東の尾根で下山できそうでしたが、940m+に戻って、ここから東の尾根で下山を始めました。歩きやすい尾根が続き、817m地点を過ぎて、間違えないように尾根を辿って降りていき、標高720m付近まで来ると少し灌木が増えて、そのせいもあって少し西寄りに降りてしまい、斜面を横切って正しい尾根に戻りました。さらに標高620m付近では正しい方向に倒木があって下の尾根が見えず、少し迷いました。倒木を避けて降りると次は岩があって巻きながら降りました。地形図で見るよりは急斜面という印象でした。この後もまっすぐに尾根を降りました。最後は崩落防止の金属網があって邪魔でしたが、問題なく道路に降りられました。引原ダムまでの帰りは引原川沿いの道で下流公園へ行こうと思ったのですが、この道路は拡幅工事の真っ最中だったので、国道29号線で戻りました。


展望 ★★☆

藪山度 ★★☆

地形図は「音水湖」です。



2025年10月25日土曜日

八上城跡から野々垣三角点

 


2024/10/2に丹波篠山の高城山(八上城跡)に登ったときに、道なりに歩いていたら近道で下山してしまいました。今回はその時の最初のプラン通りに、野々垣三角点まで歩いてみました。出発点は野々垣一の谷コースの駐車場です。害獣避けの扉を開けて、谷沿いの道を登ります。よく整備された登山道です。堰堤がいくつかありますが、きれいな谷です。途中に番所と朝路池跡があります。この朝路池の付近は人工的な地形に見えました。ここから高城山への登りとなり、長い階段を登って山頂に着くと、八上城跡です。いくつかの平坦地があって、篠山市街を望めます。城としては絶好のロケーションだったでしょう。


山頂からは2024/10/26と同じように斜面を降りました。こちらも山城らしく段があり、その間は急斜面ですが踏み跡があって安全に降りられました。途中で道がありましたが、これをそのまま歩いていくと2024/10/26と同じコースになるので、「六七六」と木に赤く書かれている付近から道を外れて南に行きました。この付近は地形図では破線道が東西に走っており、それらしい踏み跡がありました。さらに南に歩いて、ここは2016/07/16と同じコースです。特筆することは何もありませんが、自然林で尾根には踏み跡があって楽に歩けました。348m地点から長い尾根歩きでした。500m+ピークの手前では西に巻いていく道と南に登っていく道が別れていました。500m+ピークは天狗岩と呼ばれるようです[1]。この付近は岩が多く、少し展望もあります。大岩から急斜面を降りて、ここからも長い尾根歩きでした。周囲は自然林です。490mピークを過ぎて、北に降りていくと倒木が増えます。その東の鞍部には地形図通りに道が尾根を横切っていましたが、倒木が多そうでした。その先は曲がりくねった尾根で、433mピークでは間違えて南に行きそうになりました。だんだんに道もはっきりしてきて、ここも特筆することは何もありませんが、軽快に歩けました。野々垣三等三角点(384.67m)の周囲は自然林の切り開きでした(写真)。ここまで高城山から歩いてきたコースは、八上城の籠城の時に修行僧が物資を運んだルートだということです[1]。三角点の周囲も段があって砦があったと言われたら納得しそうな地形でした。下山は北西に尾根を降りました。まっすぐに降りていくと植林になり、害獣避けのフェンスがありましたが、扉がありました。そのまま降りると人家に降りそうだったので、竹藪を少し南に降りて道路に出ました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「福住」です。



2025年10月20日月曜日

道の駅あさごから登る三本松三角点

 


朝来市の円山川東側、多々良木川南側の山に三本松三角点があります。行ったことがないので、小雨の中の軽い登山に登ってみました。車は「道の駅あさご」にとめて、南に歩いて登山道を探しました。地形図に道が描いてあるところは、多々良木配水池への道でした。手すりが続いていますが、階段はシダなどが生えてわかりにくくなっています。配水池の前には鍵のかかった扉があって入れません。少し戻って植林を登って配水池の上に出ましたが、なかなか立派な丸い配水池です。航空写真でも確認できます。


配水池からは370mピークまで標高差150mの尾根登りです。邪魔なものはなく、単調に登って370mピークに着きました。ここから東へは緩やかな尾根で、北側に展望もあります。北側斜面は伐採地が多いようでした。地形図で南から林道が来ているところには、確かに林道の終点がありました。草が生えていて、倒木もあって歩きにくそうな林道でした。この後も標高差150m程度の登りですが、520m+ピークを越えるところは岩があって意外と急斜面、そして最後の山頂に向けての登り坂は急でした。そして、三本松三等三角点(586.76m)に着きました。ちょっと切り開きがあるだけで、展望はありません。霧雨の中でした。(写真)


下山は北に尾根を降りました。すぐに共同アンテナの残骸がありました。歩きやすい尾根を降りていくと尾根が広くなった付近は伐採地で、多々良木川沿いが展望できました。ここで尾根が別れますが、東寄りの植林を降りました。植林だから降りやすいかと思ったら岩のある急斜面があり、植林で体を支え、灌木に掴まって降りました。そこを抜けると少し楽になり、尾根沿いにネットが張られていました。最後はまっすぐに降りると急斜面に出そうだったので(この予想は当たっていました)、尾根に切通しのある所から東に植林を降りました。切通しはあっても道はありません。木の少ない植林なのでどうにでも降りられそうでしたが、じっさいは急斜面で作業道の跡を探して降りました。下の林道の法面も高そうだったので谷沿いを探して、多々良木八幡社に降りてきました。あとは、「あさご芸術の森」の興味深いオブジェや「山の神」を鑑賞しつつ、道の駅に戻りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「但馬新井」です。



2025年10月14日火曜日

松尾神社から登る丹波の黒頭峰と夏栗山

 


丹波篠山市と丹波市の境にある黒頭峰と夏栗山には、2018/9/28に瓶割峠から登っています。その後2021/06/05に南から黒頭峰に登りましたが、今回はちょっと北の高倉にある松尾神社から登りました。神社の背後は急斜面なので、少し手前から東の尾根に上がりました。ここも急斜面ですが、踏み跡らしきものがありました。尾根に上がるとちょっと藪っぽいのですが、北に少し行くとフェンスがあり、これの扉を抜けると植林になりました。実は高倉からは登山道がありそうなのですが、神社に行ったついでで近くの尾根を登ったのです。この尾根は歩きやすく、最初は自然林、それから植林になり、ゆっくりと登って2021/06/05に西の520m+から歩いてきた尾根に出ました。すんなりと尾根が繋がっていて最初は西に歩きましたが、気がついて東に戻りました。少し下って藪を抜けると高倉からの道と合流しました。あとは大山振興会の白い杭のある整備された道でした。黒頭峰に近づくと「テンプルコース高蔵寺へ」という東への道しるべが気になりましたが、おそらく谷に降りていくのだと思います。そちらには行かずに市境まで行き、黒頭峰に登りました。最初は非常に急勾配ですが、マーキングに従うとジグザグに登る踏み跡があって、意外と楽でした。急斜面が終わってからも長い登りです。山頂には黒頭山二等三角点(620.34m)があります。


三角点の東には道しるべがあり、北は佐仲峠、東は夏栗山、西は奥坪山(黒頭峰の西の554mピーク)とのことで、地形図にはない道が東にあります。これを降りると植林になり、南の谷は植林ですが、伐採されて2021年に黒頭峰がよく見えた付近は既に背の高い木が育っていました。2021年は夏栗山はスキップしましたが、今回は夏栗山も登りました。黒頭峰よりは少し楽でしたが、まっすぐの登りでした。標高600mの山頂には金属の展望台があって、南の方向が見えました(写真)。黒頭峰もですが栗の多い山で、夏栗山にも秋栗がたくさん落ちていましたが、小さくて人が食べるのは難しく、ほとんどは動物に食べられていました。


夏栗山からは登った斜面を降りて、2021/06/05と同じルートで歩きやすい尾根道を大ケ谷という方向に歩きました。途中から倒木も増えて道が崩落している場所もありましたが、問題なく歩けました。南向きの尾根も倒木はありますが道があります。地形図では途中で破線道が南東に降りていきますが、この付近は植林で道ははっきりしなかったと思います。そして、地形図で破線道が尾根を横切っている所には道がありました。その先は尾根にネットが現れて歩きにくそうだったので、ネットの手前に道があったのでそれを西側に降りました。この道はジグザグに降りていく道もあったのですが、それは降りないで斜面をトラバースする道を歩き、なだらかな支尾根を降りました。最後はフェンスがあったので西の竹藪の谷に降りると、フェンスに扉があって出られました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「宮田」です。



2025年10月11日土曜日

音水湖西岸の山品山(3回目)

 


音水湖の西の山にある山品山には、2014//10/11と2022/11/06に登っています。今回は別ルートですが、2014//10/11の逆ルートで登りました。音水湖北端のさざなみ公園から音水湖西岸の道を南に歩き、2022/11/06に遡っていった林道のある谷の南側斜面を登りました。2014//10/11には植林を降りてきて階段を見つけて道路に降りたようですが、今回は谷から尾根先を登りました。踏み跡があるのですが、少し登ると切られた枝がうず高く積まれており、苦労して乗り越えると林道がありました。帰りに見たところでは、この林道は谷の少し奥から上がって来ているようでした。周囲は伐採地で、2014//10/11に降りた植林は無くなっていました。林道はジグザグに伐採地を登っており、以前からある南側の伐採地の上の林道にも繋がっていました。登り続けると林道は606mピークの展望地まで行って終わっていました。ここの展望は変わっていませんが、大木は伐採されていました。(写真)


ここから本格的な登山です。山品山まで標高差300m以上あります。植林が多く、藪はないので歩きにくことはありません。地形図で見ると細い尾根も通りますが、そんなに尖った感じはしませんでした。急斜面はまず748mピークの手前にありました。これを登ってちょっと下り、また急斜面を登って820m+まで登りました。ここから楽な尾根歩きになりましたが、山品山の手前にまたちょっとした急斜面があり、やっと山品山に着きました。山品三等三角点(945.76m)があります。展望はありませんが、気持ちの良い切り開きです。


下山はまず北に気持ちの良い尾根を歩きました。そしてちょっとアセビが増えてきた付近から東寄りの尾根を降り、さらに南寄りの尾根を降りました。付近は植林なので方向を間違えなければ問題なく歩けます。ここから2022/11/06に登りに歩いた林道を目指して降りました。しかし標高780m付近まで降りてくると、眼下に林道が見えました。ちょっと尾根をそれて林道の終点に降りていき、あとは林道を歩きました。たくさん分岐がありましたが、降りるつもりだった尾根をジグザグに降りていく道があり、最後は南北両方に分岐していましたが、北に歩くと谷に出て、目的の林道に降りられました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「音水湖」です。