2025年8月24日日曜日

登山道で登る笠ヶ城山

 


波賀町皆木の笠ヶ城山に登ったのは2012/06/02のことで、だいぶ経っているのでもう一度登ってみました。登り口は2025/05/03に皆木三角点から降りてきた所で、「笠ヶ城山上野登山口」となっています。林道を登って行くと谷沿いになってユンボがありました。谷の東側の斜面は急斜面で道があるようなないようなで、ここに降りてくるのはやめようと思いました。ユンボの先の林道も草で覆われていましたが、問題なく歩けました。登っていって林道が水平に西向きになる付近に登山口がありました。ここでは急斜面をロープを伝って登れば笠ケ城山、西はモミジ谷方面となっていましたが、他の道標では左に大谷登山口方面へ、右には峠登山口へ、となっていました。ここからいきなり登るのは急斜面すぎると思ったので、林道を西に歩きました。次の道標は大谷登山口が下で、モミジ谷と観音堂は東、笠ケ城山は上となっていました。モミジ谷が謎なのですが、ここから斜面の登山道を登りました。仙道だった道のようでしたが、楽にすぐに600m-の鞍部に着きました。鞍部なのでどちら側にも登れますが、まずは南寄りの斜面を登りました。少し登ると岩が増えますが、すぐに650m+の山頂に着きました。クサイソ山の札がありました。また鞍部に戻って、急斜面を北に登りました。こちらも岩が増えてきますが登山道があってロープもあり、笠ケ城山の山頂に着きました。笠ケ城三等三角点(668.85m)があります。伐採されていて北側は展望があります。


山頂からはさらに東から北に歩きました。次の660m+ピークには「観音屋敷」というプレートがあって、観音堂の跡のようです。説明板によると観音様は皆木に降ろされたとか。この先には峠登山口への道標もあります。どうやら登ってきた登山道が大谷登山口からの登山道らしく、皆木からは谷沿いの道です。後で登山口を見に行ったところ、皆木登山口となっていました。最初に見た登山口は峠登山口コースの登山口ですが、そちらの入口は上野登山口でした。名称が混乱していますが、要は登山道は2つあるということです。今回は2012/06/02と同様に北に歩きました。するとすぐに峠登山口への道標がありました。なるほど最初に見た登山口からは近い場所ですが、さらに尾根を北に歩きました。自然林や植林が気持ち良く、アップダウンも少なく楽に歩きました。ちょっと急斜面があって、それを登ると690m+ピークで、ここは2025/05/03にも来ています。ここからその時のルートを逆に歩いて下山しました。


気持ちの良い尾根で、道もあってピークを巻いているところもありました。どんどん南に降りていき、660m+ピークでは2025/05/03のルートに従って東寄りに進み、南に降りました。この付近は鉄穴流しの跡で変な地形になっています。はっきりした道もないので、歩きやすいところを歩いて降りました。そのまま南に降りるつもりだったのですが、楽な方に行くと西寄りの谷を降りることになりました。変な地形に気を取られて降りていくと、結局谷を降りることになりました。行き先は最初にユンボから見た歩きたくない谷になりました。植林を降りていき、ススキをかき分けて道らしきものに出ました。これで降りられるかと思ったら、金網があって降りられなくなりました。この金網は堰堤で終わっており、堰堤の上の扉には鍵がかかっています。しかたなく堰堤から飛び降りて斜面を登って道に出ました。この道は川の東側でどこかで川を渡る必要があったのですが、堰堤のすぐ下に川を渡るための階段などがあったので、それを渡って西側に渡り、ススキの中を降りました。途中にあった説明板には徳長川砂防堰堤と書かれていました。ススキの原っぱを降りて、登山口に戻りました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「音水湖」です。



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