播但線の長谷駅から北を見ると、フラットトップの尾根が見えます。歩いてみたいと思って、長谷駅の無料サービス駐車場に車をとめて歩き始めました。播但線沿いに尾根が降りて来ているので、そこから登ろうと思って赤田の集落へ行くと、尾根先は人家となっていますが、ちょっと北に入ると尾根の裾に行きつけます。笹の生えた植林に入り込んで登り始めようとしたら、金網に突き当たリました。金網沿いに東に歩くと、運良く扉があったので、そこから入り込めました。さらにネットが張ってありましたが、壊れた場所から難なく入れます。尾根の端には平らな場所もありますが、すぐに登り始めました。植林なので障害物はありません。勾配もたいしたことはなくて、気持ち良く登れました。最後は自然林になりましたが、木の間隔が広くて問題なくてっぺんに着きました。
主尾根は少し藪っぽいのですが、歩くのに支障はありません。平らな尾根ですが、意外と岩がありました。多少の上り下りはありますが、期待どうりに平らな尾根でした。木が多くて展望はあまりありませんが、木の枝の間から北も南も見えました。一番高い所に赤田四等三角点(578.60m)があり、雪を被った北の山が見えました(写真)。更に西に歩くと尾根が別れており、南側の尾根を辿って植林を降りて、鞍部に出ました。ここには南側から作業道が上がって来ていました。北側の谷は倒木だらけでした。
鞍部からの作業道は地形図の破線道に繋がっています。破線道の終点付近には、本谷池という溜池があります。破線道で谷を降りました。途中から簡易舗装になって、そのまま降りると東のソーラーパネルの方に行くようですが、歩き足りないので西の山に向かう作業道に入ってみました。途中で消えかかる作業道ですが、最後は小さな支尾根に出ました。しかしこれでは下山とは逆なので、西に斜面をトラバースして、南に延びる尾根に登りました。このトラバースは急斜面もあるのでお勧めできません。この尾根は2011/08/14に登りました。今回は下りで、「赤田城趾」の標識から、見張所跡を通り、道標のある分岐から「東の林間広場」に降りました。階段は作られていますが、かなり荒れ気味の遊歩道でした。
3時間ほどで一周できました。気持の良いコースでした。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「長谷」です。
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