2014年6月1日日曜日

川上から登る朝来町の青倉山

青倉神社で有名な青倉山です。直線で5kmも離れた播但線青倉駅近くの国道312号線沿いに鳥居があるくらいなので、昔から参拝者が多かったに違いありません。目の病いにご利益があるそうです。登りは麓の川上(伊由谷川沿い)から尾根伝いに行ってみました。麓には花梨神社があるのですが、この裏手から登ろうとしたところ、頑丈な金網に妨げられました。金網沿いに歩いて入口を探したところ、結局畑沿いの道が終わっている辺りに、見つけにくい入口を見つけました。竹薮を登って尾根に出ると、後はほぼ歩きやすい尾根でした。何か所か急登がありますが、ひどい倒木とか薮はありません。575.1mピークには新設の金属製の伊由峠山四等三角点(575.14m)があります。時々粟鹿山が見えました。単調といえば単調ですが、イノシシやユウレイダケにも会えたので、けっこう楽しめました。

青倉山山頂には青倉山三等三角点(810.45m)と中継用のアンテナがいくつかありました。ここからの下りは整備された道です。新緑が美しい場所もありました(写真)。770m+ピークは西側をちょっと巻いて、植林を降りて破線道に出てきました。これは黒川からの参道です。これも荒れ気味の道ですが、なんとか青倉神社にたどり着くことができました。二階に祈祷所があるという不思議な作りの神社で、ご神体の大岩を拝殿で支えているという感じでした。

青倉神社からは旧参道を下りました。道ははっきりしているのですが、これまた荒れ気味で、倒木を乗り越えたりする必要がありました。鳥居を過ぎてさらに降りると、舗装道路に出てきましたが、ここで下り方面に行くと多々良木ダムに行ってしまうので、登り方面に歩きます。そして、川上から神社へ向かう道に合流する手前で尾根を越して川上への下山道を降りました。この道も荒れ気味ですが、休憩小屋があったりするので参道に間違いありません。途中の斜面で道が不明瞭になったと思ったら、目の前には綺麗な黄色い花が咲いていました。これはジャケツイバラなので喜んではいられません。地形図を見るとここは斜面をジグザグに降りていく所なので、電柱沿いに降りて行くと、植林に入ってまた道がはっきりしました。あとは林道歩きで川上に出ました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「但馬竹田」です。

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