2014年6月15日日曜日

与布土から登る青倉山

先週は青倉山に伊由谷川沿いの川上から登りましたが、今日は山東町与布土の川上から登ってみました。先週と同じように伊由谷川を遡って川上に行き、更にまっすぐ東に行きました。ここは朝来林道となっていますが、ちょっと道幅が狭い程度で立派な道路です。トンネルも立派ですし、じっさい県道526になっているようです。山東町側は谷の整備も一緒に行なわれています。山東町の川上に車をとめて、尾根の登り口を探しましたが、見つかりません。尾根の先端からは登れそうでしたが、草が茂っており、魅力的ではありません。結局西側の近畿自然歩道になっている舗装道路から植林に入ってみました。最初は作業道の名残もあって登れるかなと思ったのですが、非常に急な植林で、土は崩れ易く、木の間隔が広いので木に掴まって登ることもできません。木の根にしがみついて途中まで登りましたが、下を見るのが怖いくらいの急斜面で、滑落したらどこまでも落ちていきそうでした。結局、水平に走る作業道を見つけて、それで斜面を南に移動して自然林の斜面に入り、そこから登りました。これは正解で、急斜面ではありましたが、尾根に出られました。

この尾根は広くて気持ちの良い場所です(写真)。びっくりするくらい平らでした。多少倒木があるくらいで、下草は全く無く、そよ風の中を気持ち良く歩いて行くと、少しずつ登りとなりました。しかし歩きやすさは変わらず、雰囲気もあまり変わりません。ちょっと急な部分もありましたが、文句無しの尾根歩きでした。標高390m付近でいきなり木が無いと思ったら、地積図根三角点がありました。最後は先週登ってきた尾根に出ましたが、この手前はまたしても急勾配の植林となりました。しかしここは腕の力を使わなくても登れました。後は先週と同じルートで青倉山に登りました。

青倉山からは東に尾根を歩きました。まず登ってきた方に少し降りてから東に尾根を降りました。植林ですが、尾根に分岐があって分かりやすいとは言えません。745mピークから東に降りる所も、確信の無いまま植林の斜面を降りましたが、幸いに目的の尾根に乗れました。ちょっと頑張って750m+のピークに登り、左に折れると、あとは黒川湖の周回道路と並行して歩くことになります。道路に降りることも勿論可能ですが、尾根もアップダウンがあるだけで歩き易く、楽しめました。ただし湖はあまり見えません。むしろ北側の展望があります。

723mピークを過ぎて、ネットの残骸のある草の多い尾根を降りて、後は地形図の破線道で下山するつもりでしたが、道がありません。探しまくったあげくに、地形図に破線道が描いてある尾根を降りました。道が無くても問題なく降りられましたが、すぐに道に出会いました。深く掘られた道で、地形図どうりに降りられました。この道はかなり荒れており、倒木を避けて歩かねばなりません。途中に東屋があって休憩所となっていましたが、そこの標識ではこれは近畿自然歩道で、黒川ダムまで0.4kmとなっていました。地形図とは少し違ったルートなのでしょう。この後は植林を降りましたが、枝が積もっていて歩きにくい道でした。谷に降りてからは幅広い林道となりますが、ガレ石が多くて足が痛くなりました。更にこの林道は坂根の付近では地形図とは違って高い位置で大周りをしていました。坂根には与布土浄水場という巨大な施設が最近建設されています。ひょっとすると大原神社の前から谷の西側を通る、林道とは別の道があるかも知れません。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆ 最初が問題
地形図は「但馬竹田」「矢名瀬」です。

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