2024年7月20日土曜日

谷川から登る安積の五蔵山

 


一宮町安積の北にある五蔵山には2010/09/26に安積から登りました。今回は西の谷川から登りました。登り口は2024/7/7と同じで「谷彩りの郷」付近で、林道が東西に延びている所です。ここから東向きの林道を登り始めました。林道はすぐに左右に分かれて、左(北)向きのほうが良い道ですが、右向きに進みました。背の高い草の生えた林道で崩落箇所もあり、車両通行禁止と書かれなくても通行不能でした。地形図ではこの林道は尾根先を二つ回って終わっていますが、じっさいには終点の先にも林道が延びていました。二回ターンして登ってから南に延びていましたが、調べてみるとこの林道は2010/09/26の下山で歩いていました。しっかり作られており、南に行くほど道が良くなるので、南の方のどこかで下から上がってきていると思ったのですが、2010/09/26のときには岩谷山(安積三角点)の北で終わっていたようです。西側に展望があり、途中に壊れた木のはしごがあったので、ここから植林を登って750m+小ピークに北に登れそうでした。林道は稜線に達していましたが、とりあえず南に歩きました。751mピークの西の付近に広く切り開かれた場所があり、林道は谷に降りていったので、ここから尾根に上がって方向を変えて北に歩きました。


この付近の尾根は間伐材やシダで埋まっていますが、北に歩くと気持ちの良い尾根になりました。しばらくは西側下の林道と並走し、780m+に登ると松ノ崎山の標識がありました。西の展望があります。ちょっと北に降りると深河谷登山口へのシャクナゲコースの標識がありました。これは2013/04/20に東山からの帰りに降りた道です。この北の750m+小ピークは尖っていて登りにくいのですが、トラロープがありました。そして岩場を歩いてから北に登ると五蔵山の山頂です(大師堂への道標は見落としたようです)。深河谷四等三角点(790.76m)があります。(写真)


下山はさらに北に植林を歩きました。まっすぐに尾根を歩くと西に曲がってしまうので、2013/04/20の逆コースで北に急斜面を降りました。629m地点の手前で東側に林道がありましたが、西に降りました。この付近は鉄穴流しの跡で、はっきりした尾根はありません。鉄穴流しの跡では、削り残しの尖ったピークを歩いていると周囲が急斜面で降りられなくなることがありますが、かといって谷は岩や倒木やシダで歩きにくいので、なんとなく尖ったピークを降りていきました。最後は眼下に林道が見えたので谷に降りて林道に出ました。この林道は最初に見た分岐の北向きの林道で、少し北に行ってみましたが地形図通りに終わっていました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「安積」です。



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