2023年6月3日土曜日

田路から段ヶ峰

 


北の田路側から山上庭園には2012/08/20に登っていますし、2023/4/20にもこの付近は登っていますが、もう一度行ってみたくなって、田路から登りました。2012/08/20とは違って、まずは谷沿いの林道を歩きました。谷川には昨日までの大雨の水が大きな音をたてて流れ落ちています。ちょっと不思議な観音様?が東側にあり、水道施設があり、美しい植林となります。堰堤を過ぎると分岐がありますが、右の林道を登り橋を渡るとまた壊れかかった不思議なお堂があり、そのすぐ先で西側の分岐に入りました。この林道は草が茂っていますが、歩くことはできます。途中に崩落で道が消える所もありますが、石の上を歩いて林道に復帰できました。この付近の岩は崩れても大きな石になる傾向があるようです(写真)。最後は地形図の林道の終点まで行きましたが、ここからも道があって、登っていくと尾根に上がれて、尾根歩きとなりました。しばらくは植林歩きですが、アセビが間に茂っています。アセビを避けつつ歩き、標高850m付近からは2012/08/20と同じコースになります。巻かなければならない岩もあり、アセビも邪魔ですが、問題なく登っていき、標高1000m付近まで来ると気持ちの良い自然林になりました。ここからは緩やかに登って、朝来市と宍粟市の境界の尾根に出ました。ここは何度も歩いていますが、とても気持ちの良い林です。南に歩き、山上庭園に入るとアセビが茂っていますが道があるので藪ではありません。しかしほっておくとアセビが増えすぎないか心配ではあります。この付近は北に展望があり、竹田城がかすかに見えます。山上庭園を抜けると杉山ですが、2023/4/20に杉山から逆方向に歩いた時には道を発見できず植林に迷い込んでしまいました。今回山上庭園から歩くと、道が意外な場所に作られていることに気がつきました。これを通らずに杉山に行くと、この登山道を見つけるのは難しいでしょう。展望はありますが杉山という名前とは裏腹に木のない山頂で取って返し、段ヶ峰に向かいました。斜面を降りて登り返しますが、マーキングがあるので迷うことはありません。段ヶ峰二等三角点(1103.43m)を通って段ヶ峰に到着しました。天気が良く、素晴らしい展望でした。


下山はまず登山道を北向きに歩きました。木がないので素晴らしい展望が続きます。そして林に入り、登山道がフトウガ峰の方に東に曲がる付近で北に向かいました。アセビが邪魔で、避けているうちに方向を見失いそうになりましたが、なんとか北に降りる尾根に行くことができました。最初のうちは歩きやすい尾根ですが、徐々に幅も狭くなりアセビが邪魔になりました。分岐がいくつかありますが、一番長く延びている尾根を歩くと決めて降りました。しかし実際にはアセビの藪が立ちはだかることが多く、結果として中心の尾根ではなく東寄りに降りてしまいました。斜面はどんどん急になり、大岩もあって巻いて降りる必要もありました。ここはよくGPSを見て中央の尾根を降りるべきでした。結局東の谷に近づいてしまいました。地形図ではここには破線道があるのですが見当たらず、谷間に降りても道はなく、谷川は水量が多くて渡れないので倒木の多い急斜面を谷沿いに降りていきました。この谷川は西側の谷川と合流するのですが、どちらも水量が多くて困りました。最後は合流点より上流で西側の谷川を渡り、そのむこうの林道に出ました。この付近の地形図は「朝来市」という字が邪魔で見にくいのですが、もう少し破線道を探すべきだったと思います。


展望 ★★☆

藪山度 ★★☆

地形図は「神子畑」です。



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