2021年5月8日土曜日

鹿伏の滝から赤谷山

 


2021/4/10に音水湖西岸から北に歩いて鹿伏の滝(こままいの滝)に降りましたが、今回は滝から逆に歩いて赤谷山まで行きました。今回は雨の後で水量が多く、滝はきれいでした。林道を西に歩いて、70分ほどで終点に着きました。ここで西南の尾根に上がりたかったのですが、前回降りてきたルートは急すぎて登るのも危険です。かと言って谷奥には倒木があり、周囲の斜面はどれも非常に急です。結局、前回降りてきた尾根の先で登りやすそうな場所を探しました。砂地は無理ですが、土であれば斜面が登れそうなので、木と苔の生えた所を選んで登りました。しかし途中で掴まれる木がなくなり、斜面が急なので、手は木の根につかまり膝で這い上がるという状態になりました。それでもなんとか歩ける所まで登れました。あとは前回降りてきた枯れすすきの伐採地を登り、尾根まではすぐでした。


尾根に上がったら北に歩きました。急斜面をよじ登った後だったので尾根の林は天国です。気持ちの良い尾根ですが、1028m地点あたりから笹が生えてきました。それでもブナの大木があったりして良い感じです。1094m地点で音水川の方から来る綺麗な尾根と合流しますが、その先の1160m+ピークに登るところは笹薮でした。なんとか通り抜けると1160m+ピークは2020/11/11も通ったヌタ場のある笹薮で、ここからは笹をかき分けつつ登りました。そして1170m+は間違わないように北に歩きましたが、相変わらず笹薮で、戸倉スキー場からの登山道に出てほっとしました。あとは笹の回廊のような道を歩いて赤谷山に着きました。落折二等三角点(1216.57m)があります。今回は天候は悪くなかったのですが黄砂で遠くは霞んでいました。


下山は来たルートを戻りましたが、相変わらず1170m+付近では迷いました。そして1160m+ピークまで戻り、その先は笹薮で視界がなく迷いつつ、伐採地の中にある金属プレートの清木四等三角点(1140.13m)に着きました。伐採地の端にガクウツギが花をつけていました。2020/11/11にはこの東の尾根から登ってきましたが、今回はここで南の尾根に曲がりました。ここも笹が多くて視界がなく、尾根を見つけるのに時間がかかりました。尾根を降りていくと徐々に笹が減り、周囲も植林になって歩きやすくなりました。1100m+ピークで間違えずに南に向かい、1044m地点を過ぎると伐採地がありました。ここを南に降りると林道の終点に降りられますが、降りずに東に向かって尾根を降りました。宮中山三等三角点(995.63m)も伐採地の上にあって、枯れススキに覆われていました(写真)。ここからは最初に登った伐採された尾根が見えました。さらに尾根を東に歩くと、尾根の端に共同アンテナの残骸がありました。赤谷山からここまでは、2012/07/21の登りルートと同じです。ここから東に降りる斜面は非常に急でした。木が生えているのでなんとか二足歩行で降りられましたが、その先にも急斜面がありました。その先も南東に尾根を降り続けて、最後は岩の多い急斜面を降りて、国道29号線から見える伐採地の西端に降りてきました。伐採地を降りて林道の入り口に戻れました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「戸倉峠」です。



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