2019年4月6日土曜日

小畑から登った粟賀町と市川町の境の船谷三角点

この付近の山には2010年の夏に集中的に登っており、船谷三角点には2010/08/07に、西から登っています。今回は東小畑の谷の奥をまわるようなルートで、角谷池から登ってみました。とは言っても道がある訳ではなく、尾根裾の伐採地から踏み跡もない尾根をひたすら登るだけです。シダで覆われた急斜面で、シダの背は高くないので問題なさそうですが、急斜面の足元が見えないのは困ります。この尾根はひたすら登りが続き、平坦になって息抜きができる所がありません。標高差100mも登ると岩場が増えてきて、振り返ると遠景が望めるようになります。ひたすら登って、標高500mくらいに大きな岩場がありましたが、危なそうだったので東側にまわってシダ藪を登りました。岩場の上は景色がよく、黄砂さえなければ気持ちの良い場所だったでしょう(写真)。この付近からはシダも減り始め、登りはじめて1時間半近くたって、やっと徐々に平らになり、奥山四等三角点(574.85m)に着きました。ここには2010/08/14に来ています。

2010/08/14には奥山三角点の北で西に曲がりましたが、今回は北東に尾根を降りました。シダがないので快適です。一つピークを越すと下りになり、最後はかなりの急斜面を降りて、399mの鞍部に着きました。ここは2010/08/07に来ました。この鞍部から船谷三角点までは、またひたすら登りです。2010/08/07にも登っていますが、今回は奥山三角点まで登った後なので、あまり軽快には登れず、時々休みました。シダはありませんが、滑りやすい急斜面はあります。登山開始3時間で船谷三等三角点(705.93m)に着きました。

下山は谷の東側の尾根を使いました。まず、その尾根を見つけるのに苦労しました。尾根に乗ればあとは歩きやすいのですが、あちこちに方向を誤りやすい場所がありました。登りでは問題ないでしょうが、下りでは広い尾根はどちらに行ったらよいか分からなくなります。最後は植林になってきて、399m地点を過ぎて鞍部に降りました。この先には2010/08/15に登った河内三角点がありますが、今回はこの鞍部から地形図の破線道で谷に降りました。ほぼ破線道どおりの道があって、あとは植林の中を林道東奥山線で角谷池まで戻りました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「粟賀町」です。

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