2019年4月21日日曜日

播但線新野の西の尾根

この付近は2009/02/21と2010/12/18に歩いていますが、もう10年ということでもう一度歩いてみました。登り口は新野の駅から西に信号を渡って、そのまま先の道です。右手の尾根は尾根裾がしっかり金網でガードされているのですが、いきなり空いている扉があったので、そこから入りました。するとすぐ平成21年の「保安林改良事業(漁場)」の看板があって扉がありました。これを開けて入りましたが、中は例によって荒れ地の藪となっており、右手の自然林に行こうとしたのですが、ネットに阻まれて出られません。ネットに沿って登るとネットが倒れている場所があり、そこから外に出てさらに登りました。しかし自然林は登りにくくなってきて、南にシダの茂った植林の作業道を歩きました。作業道は登っていかないので、結局無理やり急斜面を登って、尾根に上がりました。ここも膝くらいまでのシダ藪で、しばらく登ると壊れ気味のネットがあり、ツツジがたくさん咲いていると思ったら共同アンテナの残骸がありました。ここからはネット沿いの登山となります。踏み跡はありますがヤブが多く、ツツジとアシビが咲いているのが救いです。最後はまっすぐに登れず、南に回って南側の尾根から登って、西脇四等三角点(515.48m)に着きました。ここは南側の尾根から2009/02/21に来ています。標石の脇のネットが倒れかかっていました。

山頂をネット沿いに西に歩き、神河町と市川町の境の尾根を北方向に歩きました。これもネット沿いに踏み跡がありますが、ときどき灌木が伸びていて歩きづらくなります。たまに寺前方面が見えます。疲れてきた頃に市川鶴居線二二鉄塔に着きました。この付近だけは道が良く、巡視路が尾根を横断しています。「長楽寺へ急な下り35分」という案内板と木のベンチがありました。しかしこの西の尾根に道はありません。ここは2010/12/18に歩きましたが、前にも増して藪化しており、ネットの両側を行ったり来たりしながら歩きました。鹿の頭蓋骨にネットが巻き付けられている所で西側に抜けると、道があって少し楽になりました。植林も少しあり、573mピークには急登です。

573mピークの北側は岩があって降りられないので、少し戻ってから回り込んで北向きの尾根に降りました。少し降りると道があり、ネットはありますが周囲は藪ではありません。ネットは530m+付近から西の尾根に行ってしまい、その後は金属プレートの向山四等三角点(505.07m)までは楽でした。ここからさらに北の細尾根を降りるつもりだったのですが、ネットがあって藪っぽかったので、道がありそうな東の尾根を降りました。こちらは降りやすくてよかったのですが、標高450m付近で尾根が分かれており、北の尾根のほうがツツジはきれいそうだったのですが、運動公園のグラウンドの方に降りそうだったので、南側の尾根を降りました。シダの間に踏み跡のあるような無いような状態がずっと続きましたが、問題なく降りられました。最後は南の林道に降りようと無理やり斜面を下りましたが、北側の谷から林道に出るのが正解だったと思います。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「寺前」です。

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