2018年4月22日日曜日

上月城の北の山

上月城の闘いは播磨の戦国時代を語るときには避けられません。今回は上月城のある山田の北の山を歩いてみました。この山は上月駅の南の山でもあります。最初は姫新線沿いから登れるかと思いましたが、あまりに急峻なので諦めて少し南にある谷に向かいました。住宅街の奥に墓地があり、そこからいきなり荒れた谷になりました。両側の斜面は急なので倒木を乗り越えて谷を奥まで歩いて尾根に上がりました。

尾根も倒木が多く荒れ気味ですが。道のなごりもあります。下草はほとんどありません。南西に歩いて徐々に斜面を登り、藪を抜けて上月四等三角点(257.69m)に着きました。共同アンテナの足元にあります。(写真)。この付近は平坦ですが、なんとなく人工的と思われる段差がいくつかあり、あれほどの戦闘のあった場所ですので山城跡だと嬉しいのですが。

山頂から西に歩きました。こちらの方が切り開きがはっきりしています。しかしそれでも時々枝を払ったり倒木を避けたりして歩きました。特筆することのない灌木の藪が続きました。途中に一升瓶と缶ビールが散乱している大宴会の跡らしき場所を通りました。一旦北に向かい、藪を西に折れました。尾根の藪を歩いていると北側に地形図にある林道がありましたが、この道は北に行ってしまうので、それとは別れて南に歩きました。この付近から植林が増えてきますが、尾根上は植林と自然林が交互に現れます。平坦な尾根を南西に歩き、南に向きを変えて294mピークを通って、その南は登りとなりました。そして植林を抜けて平坦な380m+に来ると、いきなり綺麗な広場となりました。これは「利他の花咲く村」でした。美しいスロープを抜けて道に出ました。あとは目高を抜けて帰りました。

全体に下草がなく、藪としては歩き易い方でしょう。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「上月」です。

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