2018年3月11日日曜日

牧からたつの市新宮町の千本三角点

千本三角点には2006/03/21に千本の側から登っていますが、久しぶりです。今回は播磨道延長工事の進捗状況を見るついでに西側の牧から登ってみました。地形図では牧という地名は栗栖川から東に入った福原の方向に書いてありますが、栗栖川沿いの地域も牧で、その牧運動公園の裏山から歩きはじめました。急斜面にジグザグに作業道の名残があり、なんとか尾根に上がることができましたが、おそらくは少し北の太い尾根から登ったほうが楽だったと思います。尾根は歩き易く、落ち葉を踏んで倒木を避けながら歩きました。栗栖川沿いが時々見えます。最初の倒木地帯はたいしたことはありません。それから植林が増えてきて、409mピークへの吊尾根は美しい植林です(その前の登りは倒木だらけでしたが)。そしてくねくねと尾根を曲がって主尾根に近づくと倒木地帯が増えてきます。植林の倒木が斜面に折り重なっているので、容易には越えられません。我慢して迂回しながら登って、やっと主尾根にたどり着きました。ところが東の千本三角点に向かう尾根も倒木地帯でした。前回(12年も前です)にはこんなことはなかったと思うのですが、平らな尾根でも倒木が多いと疲れます。とにかくフィールドアスレチックの気分で千本二等三角点(488.79m)に着きました。周囲に特に何もないところは前と同じです。(写真)

三角点の東側は倒木はなかったのですが、そちらに行くとどんどん出発点から遠くなるので、倒木地帯を西に戻りました。南側の斜面に少し降りると、かなり倒木を避けられるので多少は楽でした。登ってきた尾根には戻らず、西に真っ直ぐに歩きましたが、さほどのアップダウンはないとは言え、倒木はまだ時々あります。前にも通っている尾根なのですが、だいぶ荒れたようです。前回も行っている牧四等三角点(422.19m)は、今回もゴミが散乱していました。ここへの分岐は水溜りのある広いなだらかな場所で、ちょっと迷いました。牧三角点から西の尾根は道があります。登山道なのだと思いますが、少し西のピークから北に曲がっていくようでした。地形図ではこの北に実線道があるので、そこから登るのが登山道なのかも知れません。しかしここは最初の予定どおりに西に尾根を降りました。こちらにも道があります。最後は北側の斜面を降りるか南側を降りるかの選択があり、南を選んだら落ち葉の急斜面になってしまいました。落ち葉の下は砂地で、木が少ないので掴まるものがなく、足の筋力だけで降りる必要がありましたが、この斜面には大きな岩がいくつかありました。少し降りると林の中に道があって、谷のところでやっと栗栖川まで降りられました。ここからは荒れたススキの草原を歩いて出発点に戻りました。

気分の良い山なのですが、以前よりも植林の倒木が増えて歩きにくくなりました。斜面にも倒木が目立っていました。なお播磨道は栗栖川の西側を通るので、こちらの山には影響はありません。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「三日月」です。

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