2024年7月22日月曜日

芦津渓谷の三滝ダムから小藤仙三角点

 


2023/08/26に芦津渓谷の三滝ダムから北に登り、渓谷の北側の山を西に降りましたが、今回は南の大川に降りる計画で、三滝ダムの北の斜面を登りました。芦津渓谷駐車場に車をとめ、前回と同様に三滝ダム北側の「ブナ天然林」の案内板の付近から急斜面を登り、あとは緩やかな登りが続きました。妙に先の尖った岩の先に切り開かれて地籍三角点のある平地があります。この付近から笹が増えてきますが、ブナも増えてきて広々した良い感じで、トウゲシバがたくさん生えていました。この付近に限ったことではないのですが、かつてはチシマザサが茂っていたらしく、枯れた頑丈な茎が地面に落ちているところがあって、気をつけないと怪我をします。1110m+ピークに一旦は登りますが、方向を間違えないように広い斜面を降りて登り、2時間ほど登り続けて、1246mピークに着きました。


もう90分も歩けば鳴滝山まで行けますが、今回はここから下山しました。ここも広々していて方向がわからなくなりますが、東に降りて1240m+ピークに上がり、南東の1240m+ピークから北東の1240m+ピークへ歩きましたが、この付近も低くシダの生えたブナの木がきれいな尾根です。少し急坂を降り、尾根を下っていくと、小藤仙三等三角点(1126.9m)がシダに埋もれていました。この付近から下は低い笹の生えた林で、笹の背が高かったりアシビが茂って邪魔なところもありましたが、植林もあって大きな障害物はありません。標高1000mくらいからは植林の急斜面を降りましたが、川が近づくと森林鉄道のレールがありました。車輪もありました(写真)。森林鉄道は実物が旧山形小学校に陳列されていますが、現場でレールを見たのは初めてでした。この付近では沖ノ山林道は大川の南側を通っており、地形図では大川の北側に破線道があって、これが渡河しているように見えて橋がありそうなのですが、これは森林鉄道の橋でコンクリートの棒が二本渡してあるだけです。しかもここでは大川は二手に分かれて流れており、間の島では線路に木が覆いかぶさっており、さらに南側の橋は落ちています。この様子はストリートビューでもよく見ると見えています。ということで、渡河に橋は使えません。川を二回渡るのは嫌なので大川が一本になっている場所に行こうとしたのですが、これには降りてきた谷に北から流れてきている川も渡る必要がありました。こちらの川は小さかったのでオーバーシューズを使って渡れましたが、流石に大川は水量も多く、倒れないように歩いて渡るのがやっとで、ズボンまでびしょ濡れになりました。それでもなんとか大川も渡って、あとは沖ノ山林道を長々と2時間近く歩いて駐車場まで戻りました。この林道は広域基幹林道というだけあって舗装されていますが、車が多い割には狭くてガードレールのない場所が多く、観光に使うには危険過ぎます。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「郷原」です。



2024年7月20日土曜日

谷川から登る安積の五蔵山

 


一宮町安積の北にある五蔵山には2010/09/26に安積から登りました。今回は西の谷川から登りました。登り口は2024/7/7と同じで「谷彩りの郷」付近で、林道が東西に延びている所です。ここから東向きの林道を登り始めました。林道はすぐに左右に分かれて、左(北)向きのほうが良い道ですが、右向きに進みました。背の高い草の生えた林道で崩落箇所もあり、車両通行禁止と書かれなくても通行不能でした。地形図ではこの林道は尾根先を二つ回って終わっていますが、じっさいには終点の先にも林道が延びていました。二回ターンして登ってから南に延びていましたが、調べてみるとこの林道は2010/09/26の下山で歩いていました。しっかり作られており、南に行くほど道が良くなるので、南の方のどこかで下から上がってきていると思ったのですが、2010/09/26のときには岩谷山(安積三角点)の北で終わっていたようです。西側に展望があり、途中に壊れた木のはしごがあったので、ここから植林を登って750m+小ピークに北に登れそうでした。林道は稜線に達していましたが、とりあえず南に歩きました。751mピークの西の付近に広く切り開かれた場所があり、林道は谷に降りていったので、ここから尾根に上がって方向を変えて北に歩きました。


この付近の尾根は間伐材やシダで埋まっていますが、北に歩くと気持ちの良い尾根になりました。しばらくは西側下の林道と並走し、780m+に登ると松ノ崎山の標識がありました。西の展望があります。ちょっと北に降りると深河谷登山口へのシャクナゲコースの標識がありました。これは2013/04/20に東山からの帰りに降りた道です。この北の750m+小ピークは尖っていて登りにくいのですが、トラロープがありました。そして岩場を歩いてから北に登ると五蔵山の山頂です(大師堂への道標は見落としたようです)。深河谷四等三角点(790.76m)があります。(写真)


下山はさらに北に植林を歩きました。まっすぐに尾根を歩くと西に曲がってしまうので、2013/04/20の逆コースで北に急斜面を降りました。629m地点の手前で東側に林道がありましたが、西に降りました。この付近は鉄穴流しの跡で、はっきりした尾根はありません。鉄穴流しの跡では、削り残しの尖ったピークを歩いていると周囲が急斜面で降りられなくなることがありますが、かといって谷は岩や倒木やシダで歩きにくいので、なんとなく尖ったピークを降りていきました。最後は眼下に林道が見えたので谷に降りて林道に出ました。この林道は最初に見た分岐の北向きの林道で、少し北に行ってみましたが地形図通りに終わっていました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「安積」です。



2024年7月8日月曜日

明延の山奥から登るスリガ峰三角点

 


養父市明延の東に位置するスリガ峰三角点には2014/10/08に登っています。今回は山奥から登って、歩く距離と標高差を減らそうと思ったのですが、あまり成功したとは言えません。


明延から鉱山跡の前を通って南東に細い道を走って明延浄水場で車をとめました。ここからは以前に何回も歩いて荒れているのを知っている道を東に歩いて、地形図で墓地のマークのあるところまで行きました。10年前と変わらず立っている墓石はひとつだけ(大正11年に91歳で亡くなったナカ?さんのもの)でした。ここから北に植林の斜面を登りました。非常に急な斜面ですが、木や根に掴まって標高差100mほどを登ると少し楽になりました。それでも急斜面に変わりはありません。標高700m付近に来ると自然林も増えてきました。木に掴まって登るようなところも時々あって、ようやく828m地点に着きました。この付近からはだいぶ楽になりましたが、アシビが邪魔な細尾根もあり、気が抜けません。急坂を登って970m+に上がると気持ちの良い林で、共同アンテナの残骸がありました。ユルユルと坂を登って金属プレートのスリガ峯三角点(1021.89m)に着きました。周囲は切り開かれており、この日は日差しが強すぎでした。


スリガ峰三角点からは2014/10/08と同じように市境の稜線を縦走しました。美しい林ですが、せっかく登ったのにもったいないというくらいに急降下して820m+の鞍部まで降りて、アップダウンを繰り返していきます。東側下方には須留ヶ峰林道が見えて、これを使えば南の836m鞍部の付近で明延側にも行けることは2023/10/07に確認しましたが、山歩きを続けました。かなり厳しい登りのあとで、植林の中の金属プレートの金ヤガ谷四等三角点(929.37m)に着きました(写真)。


下山は金ヤガ谷四等三角点から南西に延びる尾根にしました。最初のうちは気持ちの良い林でしたが、徐々にアシビが増えてきて、岩場もありました。さらに標高770m付近では尾根が西と南に分かれていますが、行きたい長い尾根は南西で、こちらは急斜面となっていました。最初は南寄りに降りていったのですが、斜面が急すぎて降りられなくなり、結局崩れやすい砂地の急斜面を根や岩に掴まってよじ登り、西向きの尾根に行き、そこから南の谷の植林を降りました。地形図の急斜面がどれくらい急なのかは行ってみないと分からないとはいえ、もっと地形図をしっかり見るべきでした。この下の尾根は地形図から予想される以上の急勾配で、滑りやすくて危険でした。最後はさらに急斜面を木に掴まりながら降りて、出発点の墓地に戻りました。危険な尾根でした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★★

地形図は「大屋市場」です。



2024年7月7日日曜日

谷川から登る波賀町の谷村三角点

 


波賀町上野の東の山にある谷村三角点には2010/08/27と2015/11/15に登っています。今回は東の谷川から登りました。登り口は「谷彩りの郷」付近で林道が谷川を渡っている所で、2015/11/15に下山してきた場所です。その頃と違うのは新しい林道が作られていることで、谷川を渡って北に歩くと堰堤の手前で折返してジグザグに登って行きます。しかし2回ほどターンして北に向かっていくと終点になってしまいました。周囲は非常に急な植林で簡単には登れません。林道の先を伐採した木を避けながら少し北に歩くと、岩が増えてきて踏み跡もあり、尾根登りになりました。この付近は2015/11/15に見たように南側の谷は鉄穴流しの跡になっています。2015/11/15には苦労せずに降りられたようなので、林道を使わずこの谷を登れば楽だったかも知れません。


しばらくは鉄穴流しの跡に残された細いピークをたどって登っていきました。ちょっと急斜面を登ると平らになって596mピークに着きました。ここからしばらくは楽ですが再びやや急斜面となり、標高660m付近で北から来た林道が終わっていました。さらに植林を登り続けて、稜線に出ました。南に向かってきれいな植林を歩くと鞍部にアンテナがありました。さらに登っていくと藪があり、アシビの根元に谷村三等三角点(769.85m)がありました。藪の外はきれいな植林です。少し休んでから北に戻りました。650m+ピークには共同アンテナの残骸があり、さらに次の640m+にも共同アンテナがありました。さらに北に歩くと、標高700m付近で林道が尾根を東西に横切っていました。登ってくる途中で見た林道かも知れませんが、東を見ると伐採地が広がっています。林道は使わずそのまま植林の斜面を降りて、北からの林道が山の東西に分かれる分岐点に出ました。少し林道を北に歩きましたが、林道が西に曲がっていくので植林をまっすぐに北に降りました。あとは林道を降りました。


地形図にあるように林道は谷川に近づくと南向きと北向きに分かれます。この付近の西側は鉄穴流しで削られた谷で、谷川から標高差10mも越えれば谷です。つまり簡単に川の流れる向きを変えられます。昔の人達はそこまではしなかったようですが、じっさいに谷川から西の谷に水路が引かれていました。この付近は谷川に細い橋が掛けられており、東屋があります。この付近にある、北の谷川と西の谷を隔てている細長い山は鉄穴流しの削り跡で、登ってみると馬の背が連なる面白い山でした(写真)。あとは谷川に沿って道を下りましたが、谷不動滝は案内図の遊歩道が消滅しており、北の子育て不動のところの階段を降りて眺めるようになっていました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「安積」です。



2024年6月29日土曜日

老波から登る朝来の絵本三角点

 


朝来の絵本三角点は、2012/08/30に田路から登り、2013/05/18には神子畑から登っています。今回は神子畑川沿いの老波(しわ)から登ることにしました。老波には姫ノ宮神社があります。山裾の急斜面に作られた神社で、神社の上は急斜面でフェンスもあるので登れそうもありません。神社の西には扉があってコンクリートの法面の下に出られるので、ここから少し法面を無理やり登り、端から藪に入り、植林に上がりました。まったくお勧めできない登り方でした。尾根に上がればネットがあり、周囲は植林がありますが尾根上は歩きやすい自然林です。ときどき少しだけですが展望があります。朝来市の地籍図根三角点があり、歩きやすい尾根が続きます。標高500m付近は急斜面です。自然林で下草や藪は無いのですが、細いところが多く、滑り落ちないように注意が必要でした。細尾根は岩が多く、710m+ピークの地籍図根三角点を過ぎると細い尾根に木が生えており、古いネットと有刺鉄線が張られていて、尾根の中央は歩けなくなりました。雨上がりで滑りやすいので注意して歩き、急斜面を登って786m地点を過ぎ、また急斜面を登って地籍図根三角点のある900m+の尾根に上がりました。ここは2013/05/18に通っていますが、相変わらず細尾根の多い自然林の尾根で、南に行って870m+のピークに上がりました。ここは2012/08/30に田路から来た所です。ここから自然林を急斜面を降りて登り返すと、絵本三等三角点(923.91m)に着きました。三等三角点にしては大きな標石で、地面からかなり出ていました。周囲は広く伐採されています。


下山はまた急斜面を降りて登って870m+に戻り、2012/08/30の逆コースで南東に歩きました。こちらも細い尾根が続きましたが、踏み跡があります。急な斜面を降りるところもあり、特に783mピークからは木に掴まらないと降りられない斜面でした。ここは2012/08/30に登ってきた所で、伐採されていて眺めの良い所です。12年前の枯れ木はいまでもありましたが、枝がほとんど折れていました(写真)。ここもネットのある細尾根を東に歩き、植林に入ってほっとしました。植林は歩きやすいのですが、610m+に上がる付近は急斜面でした。また細めの自然林の尾根が続き、金属プレートの漆山四等三角点(555.91m)に着きました。ここからは北の尾根で下山しましたが、急斜面が続きました。国土調査の青い杭が尾根の真ん中に敷設されていますが、そこを降りられるわけではありません。植林も自然林も木に掴まらないと降りられません。最後はなにやらフェンスで囲まれた草地に車が放棄されており、お地蔵様が二体ありました。新しそうな昭和2年のものには、「右ハ山道 左ハ田路」と書いてありました。ここの谷は確かに田路に通じており、地形図でも破線道がありますが、もう道が残っていないことは2012/09/15に確認しました。


6時間以上かかっており、細尾根が多くて疲れました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「但馬新井」「神子畑」です。