2025年6月8日日曜日

与位から登る宮山(その2)

 


山崎の宮山は南の五十波から登るコースが一般的で、2015/06/14に登りました。北から登ったのは2007/04/08ですが、梯への谷を登って倒木に苦戦したので、今回はその南を登ることにしました。与位の西に林道に分岐点があり、右は奥谷、左は北谷と書かれています。西方向に登りたかったので、右の林道の扉を開けて歩き始めました。これは谷沿いの林道です。しばらく歩くと分岐があり、左が舗装されていたので、そちらに歩きました。すると巨大な堰堤があり、道はターンして登っていきますが、かなり荒っぽい作りの林道で、最後は谷の奥で終わっていました。こちらに登ってきたのは、この付近なら北の尾根が登りやすいと思ったからなのですが、それなら最初から尾根を登るべきで、ここから尾根に登ろうとすると大変でした。イバラや山椒のようなトゲのある木が多く、それを避けると進路が限定されます。少し登れば植林ですが、まだイバラが生えており、北に登るのは難しかったので、植林の作業道の跡を辿って南に行き、尾根っぽいところを上がりました。この付近は木に掴まって四つん這いになればなんとか登れて、稜線に上がることができました。


稜線には道がありますが、急坂もあって木に掴まって登りました。頑張って登ると金剛岩がありました。金剛石と言えばダイヤモンドですが、ダイヤモンドは含まれていないでしょう。ちょっと歩けば宮山の山頂です。神谷三等三角点(645.83m)があります。道標は北に金剛岩、南は野口神社、東はよいたい登山口となっており、こちらに下山しました。長い尾根歩きとなりますが、よく整備されています。すぐに与位が見渡せる場所があり(写真)、宮山東ピークを過ぎると植林が終わって自然林になりました。459m地点を過ぎると窪んだ道があり、共同アンテナの残骸がありました。この場所は少し展望があります。さらに尾根を降りていき、297mピークを過ぎると目の前に白いオバケのような布で覆われた植えたばかりの木が並んでおり、神野溝口線六鉄塔がありました。1939年3月に作られて、2007年には小振りな鉄塔だったのですが、2025年1月に作り直されたようで大きな鉄塔になっていました。少し尾根を下ると古い鉄塔が立っていたと思われる平坦地があり、そこから急坂の下りになりました。巡視路なので簡単に降りられると思っていたのと、北に降りたいと思っていたので、北に折れる道があった所で何も考えずに北に向かいました。するとフェンスの上の道に出てきました。ここでも南に行けたのですが、北に歩きました。そうするとフェンス沿いに長い道で、途中でフェンスが終わっても降りる道はなく、無理に降りたとしても下には用水路があり、そのまま西に歩くとまたフェンスがありました。結局フェンスに扉があり、針金をほどいて竹藪に出ました。もっと注意して降りるべきでした。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「山崎」です。





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