2023年5月5日金曜日

タクミ谷越から遊屋

 


最近よく歩いている、冨土野から公文川へ抜ける峠がタクミ谷越ですが、ここに公文川の側から行ってみました。行き方はいろいろありますが、まずは公文川沿いの道が溝谷と小原に分かれる所から小原の方へ行き、北東へ林道を歩き始めました。谷沿いの整備された林道で、少し行ってから東側に斜面を登っていく分岐があり、こちらに行きました。倒木はありますが新しげな林道でした。だんだん水平になるので、どこかで尾根に取り付こうとするのですが、法面が高すぎます。結局北に延びた尾根の先から藪に入りました。藪と言ってもアシビが邪魔な程度です。少し登ると林道が折り返していましたが、林道を無視して尾根を登ると、また林道が折り返していました。これも無視して少し藪っぽい尾根を登り続けると、661mピークに着きました。ここからは2011/07/16と同じルートで北に縦走しました。ときどきアセビが邪魔なくらいで楽に歩けますが、661mピークから一旦降りてからの登りは意外と急でした。その後はゆるい登りとなり、新緑がきれいでした。細い尾根も歩きにくいことはなく、北に歩きました。植林もありますが、若い木が多いようでした。少しずつ登り、690m+ピークから東に折れて、平らな尾根をゆっくり歩きましたが、その後は北東へまず急斜面があり、これを登ってアシビの藪を抜けるともう一度急斜面があり、これを登ると2023/4/28にも歩いた尾根に出ました。その時と同じように北に尾根を下り、地形図で破線道が横切っている付近を通り、ちょっと750m+ピークに登ってから北に植林を降りてタクミ谷越と思われる場所に出ました。ここから西の植林の斜面を作業道を辿って降りました。最後は南寄りの谷から林道に降り立ちました。


ちょっと歩き足りなかったので、まず北に林道を歩きましたが、ほぼ水平な道で、尾根の先をいくつか巡って終わっていました。終点を確認して、南に林道で下山を開始しました。このまま降りられることを期待していたのですが、少し下った所で大崩落があって林道が消失していました(写真)。よく見ると林道はここで折り返していたので、滑りやすい斜面を降りて、林道の続きに降りました。この道は作業道遊屋線です。平成18年度なのでさほど古くはないのですが、崩落がひどいようです。地形図で破線道が谷から尾根を越える付近で林道は折り返して谷沿いになりましたが、破線道と思われる道はもちろんありません。ここから谷沿いに林道を降りましたが、地形図とは違って林道は谷の北側です。そして石積みが見えてきて、この付近が遊屋[1]だとわかります。ただし石積みの平坦地は植林になっており、集落の跡はありません。廃屋も見落としたのか、見つかりませんでした。ただ、「カジヤシキ」という札の立っている場所がありました。植林には新しい林道もあり、伐採もおこなわれたようでした。小原の方に行く地形図の破線道も林道で、峠のところで終わっていました。この後はちょっと道が不明瞭でしたが、すぐに踏み跡が見つかりました。この踏み跡はきれいな自然林を通って地形図通りに斜面を斜めに北に降りていきましたが、ときどき流されて消えかけていました。しかし完全に消えることはなく、神社の裏の谷に出ました。ここから谷を降りましたが、フェンスがあって扉が見つからず、谷を通って道路に出ました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「音水湖」です。



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