2023年5月9日火曜日

生野町簾野の東の702mピーク

 


生野の銀山湖沿いに国道429号線を走り、市川沿いに青垣町方面に向かうと簾野という小さな集落があります。ここから山に入りました。最初の予定ではすぐに東の山に登って南に尾根を歩き、谷の上流に降りてくるつもりだったのですが、数日前の大雨で谷の水量が多いので、まず谷を遡ってみました。すぐに谷を渡ると神社があります。けっこう立派な神社ですがGoogle Mapに載っておらず社名は不明です。谷の奥へと歩いていくと、地形図では道が谷の北側に描いてあるのですが、急斜面になって消えてしまいました。谷はきれいでしたし(写真)谷の反対側には道がありそうでしたが、水量が多くて渡れません。道が消えた付近は石積みもあって段々畑の跡のようです。最初は頑張って谷沿いを歩きましたが、植林なので問題なく歩けるので、結局急斜面を登りました。植林に出れば緩やかですが、それでも谷に戻ることを考えて谷沿いに歩きました。植林のなだらかな斜面で、平地もあります。たまに自然林も残っていて、明るい林でした。少しずつ登っていき、少し谷の方向に戻ってみたりもしましたが、結局別の谷が東側にあって、それを渡らないと谷の奥には行けないことがはっきりしたので、谷に降りずに植林を登りました。暗い植林の上に明るい場所が見えたので行ってみると、奥多々良木線一三鉄塔でした。さらに登ると、702mピークに出ました。ここは高路から2013/09/14に来ています。地籍図根三角点があります。


谷に降りると戻れそうもなかったので、ここから尾根を北西に歩くことにしました。送電線の巡視路は一二鉄塔の下の植林を通っています。これに合流して歩いたので、とても楽でした。斜面は植林が多かったのですが、尾根上は藪もあります。奥多々良木線一二鉄塔を過ぎて、整備された巡視路を歩いて展望の良い一一鉄塔に着きました。とは言っても鉄塔は急斜面の下にあって階段も無いので、降りずに展望だけを楽しみました。そして少し巡視路を戻って藪を西に抜け、尾根に出ました。この尾根はすぐに植林となりました。618mピークを過ぎると少し急斜面になりましたが、降りるには問題ありません。少し北向きの緩やかな斜面を降りていくと、谷で測量をしていました。堰堤工事が始まるようです。この付近の地形はなんとなく不自然で、人が削ったような感じでした。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「但馬新井」「大名草」です。



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