2021年1月10日日曜日

南から登る相生の宝台山

 


相生の北の宝台山には2008/10/04に西の休治から登っていますが、その時に南向きの道標があったので、今回は南から登ってみました。道標のあった成林への道は下山に使うことにして、登りはその西の尾根にしました。尾根の南端の道を東から歩くと尾根に道を見つけました。これは地形図の破線道かも知れません。これを上がると害獣除けの扉がありました。その先では道は尾根に上がって行きそうもなかったので、藪を登りました。下草はなく、落ち葉の藪です。急斜面とは言え木につかまれば登れます。しかしすぐに道があり、尾根の先へ行っていたので歩いていくと、難なく尾根の先端に出られて、まっすぐの尾根登りとなりました。下草がないので楽に登れます。小ぶりなJRの竜有37鉄塔があり、210mピーク付近には共同アンテナの残骸があります。シダが増えてくるのはその北の220m+ピークを過ぎた付近からですが、マーキングは皆無ですがずっと道があります。シダ藪はどんどん深くなり、腰から胴体くらいの高さになります。道がなければ歩けませんが、その道もときどき見失いました。それでも大きなシダの塊に突っ込まないように注意して、シダの間を登っていき、標高300m付近に来ると少しシダが減りました。ここからは楽になってきて、まずパラボラの付いた兵庫県の宝台山中継所に着きました。ここには「有年駅牟礼」の道標がありますが、方向はよくわかりません。隣にはJ-PHONEのJPK相生西局アンテナがあります。


ここからは巡視路を歩き、北のKDDI管理の空き地にGoogle Mapでは「高丸山 北展望所」となっていますが、間違いでしょう。宝台山の中央には若狭野二等三角点(378.72m)がありますが、これは藪の中です。一番目立つのはNTTドコモの宝台中継所の大きな通信塔です。入口には低い柵があって鍵が掛かっていますが、脇から入れます。この付近から有年方面がよく見えます。この南にツーカーホン関西のロケットのような形をした通信塔があり、この付近がGoogle Mapでは「宝台山 南展望所」だそうですが、ここは展望はありません。「わかさの成林」の道標が法面にあって、脇から登ると上郡が見えます。南に向かう道はここから始まります。よく整備されていて、正面に海が見えました。ちょっと降りると赤穂火力線三七鉄塔があり、展望も良好です。次は三六鉄塔、そして三五鉄塔です。巡視路なので楽に歩けます。その下では送電線が交差しており、JRの竜有35鉄塔と碍子の美しい赤穂火力線三四鉄塔が接近して立っています。当然小ぶりなJRが下をくぐっています。その下では道が溝になって歩きにくくなりますが、害獣除けの扉をぬけて墓地に出ました。


展望 ★☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「二木」です。



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