2016年9月10日土曜日

岡山県西粟倉村の知社三角点

情報の少ない山ですが、ツヅラ山の北の山、塩谷川の南の山です。航空写真で見ると林道の多い山ですが、詳細は分からないのでとにかく筏津の尾根先から登ることにしました。川を挟んで王子社がある所です。携帯のアンテナの脇の道から尾根に上がり、そのまま真っ直ぐに標高差200m近く植林を登ると、490m+のピークに上がれました。ここからネット沿いに藪っぽい尾根を歩くと、507mピークは植林です。少し北に降りると、林道が尾根を横切っていました。さらにあまり勾配はありませんが藪っぽい尾根を歩くと、湯船四等三角点(458.09m)が地面から5cmほど出ていました。この地点は東側に展望がありますが、藪です。この後も、やや藪っぽい尾根で、500mピークは東側を少し巻き、降りて登って520m+を過ぎると東側に林道が見えてきました。地形図の谷の林道ではなく、尾根のすぐ下を走る林道です。この林道はその先で尾根を横切りますが、ここは尾根の両側を道が走っているので、切通はH型になっています。深い切通なので苦労して降りてまた尾根に登り、少し歩くとまた東からにに林道が尾根を横切っています。ここも深い切通です。ここは東側の谷を登り、尾根に戻って斜面を登ると、また林道がありました。これは新しいもので、東から登ってきており、尾根の両側を北に延びています。ちょっと林道を歩いてから尾根に登り、真っ直ぐに少し藪っぽい自然林の斜面を真っ直ぐに登ると、東西に走る主尾根に出ました。ここは西から延びて来た林道の終点です。この林道は主尾根の北側少し降りた所に作られていますが、尾根も歩きやすい植林です。西に歩くと760m+ピークには高いアンテナがあります。真っ直ぐのアンテナで、三方向から5本ずつのワイヤーロープで固定されています(写真)。何の標識もありません。下に太陽電池パネルの付いた箱があり、DoCoMoシールが貼ってありますが、これはこの箱のシールで、アンテナそのものとは違うかも知れません。知社三等三角点(768.47m)は、アンテナの南のピークで木に囲まれています。アンテナの保守用と思われる道路があり、車で上がって来れそうです。

三角点からは更に尾根を西に歩きました。すると、良く整備された林道が尾根を横切っていました。場所から考えて、北は2016/08/16に木地山に登った時に起点にした谷から延びて来ているようです。ここから南に林道を歩いて知社に下山しました。よく整備された道です。途中からは地形図に描かれている林道となり、舗装もされていました。分岐は多くて、手入れされている山だということがよく分かりました。

特に珍しい物があるわけではありませんが、林道が多くて退屈しない登山でした。

展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「古町」「坂根」です。

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