2013年11月9日土曜日

八代峠から物部山

先週は大路ダムから大路山に登りましたが、松茸山で登山禁止でした(登っちゃいましたが)。そこで今日は、先週行けなかった物部山に西から登ってみることにしました。

播但自動車道の朝来インターから北に走り、八代坂トンネルを抜けた所に車を止めて、旧道を南に登り始めました。通行止めになっており、自動車は入れません。不法投棄が多いようです。峠近くまで登ると壊れかけた休憩所があり、石碑もいくつかあります。石仏は慶応四年となっています。峠に行くと、切通が崖崩れで落ちてきた岩で埋まっていました(写真)。

峠の南側から東斜面を登り、尾根に上がりました。あとは尾根沿いに登りとなります。雑木林が主体ですが、松の木が多いのが気になりました。しかも赤松が多いのですが、ここは松茸山ではないのでしょうか?とにかく何の警告もないので、気楽に歩けました。標高490m+の尾根に登ると、北側は伐採地となっていました。須留ケ峰方面がよく見えます。さらに雑木林を歩き続け、529mピークを過ぎ、659mピークまで登ると、大昭和製紙の「火の用心」が木に括りつけられていました。ちょっと平坦な尾根を歩いて、さらに登ると700m+の小ピーク、ほぼ水平に北に歩くと、物部山山頂です。切り開かれており、木の枝の間から竹田城が垣間見れます。物部山三等三角点(707.50m)があります。

山頂から少し北に降りると、さらに竹田城がよく見える場所がありましたが、なんせ遠いので写真撮影には性能の良い望遠レンズが必要です。落ち葉を踏んで尾根を降り、切通の峠に出ました。先週はここから東に降りましたが、今日は西に降ります。峠付近にははっきりした道がありますが、すぐに倒木だらけの谷になって、道は不明瞭になってしまいました。谷の北側斜面を適当に歩いて降りて行くと、よく保存された炭焼き窯がありました。このあたりからは、かつての段々畑が植林になっています。川に近い場所は沼地になっているため、北側のなるべく上の方を歩いて行くと、いきなり道路脇のコンクリート壁の上に出てきました。あとは道を歩いて八代坂トンネルに戻りました。

八代峠の崖崩れにはびっくりしました。トンネルに何かがあったときのための予備の道路として整備しておく、という発想はないのでしょうか?

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「但馬竹田」です。

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