2025年4月20日日曜日

山崎町中野から登る霧ケ坂三角点

 



山崎の伊沢川上流の上ノ付近の山に登ろうと思って蔦沢菅野トンネルを北に通ると、宍粟さつきマラソンで県道429号線は通れないと言われました。姫路市民はそんなことは知りません。交通規制は上牧谷までなので、その先は走れるのだろうと思って裏道を通って東下野まで行くと、なんとまだランナーが走っていました。ランナーと並走して車を429号線を北に走らせましたが、ランナーは右カーブでは後ろを見ずに左車線から右車線に移って走るため非常に危険で、すぐに車をとめて近くの山を歩くことにしました。


登り始めたのは429号線から林道が山に上がっていく場所で、上がってみると堰堤の工事をしていました。1つ目は令和5年に完成しており、下流の2つ目を工事中でした。堰堤を右に見ながら急斜面を登りました。急斜面ですが適度に木が生えており、掴まって登ると意外と楽に登れました。少し登ると木に掴まらなくても登れるようになりましたが、倒木が多く、たびたび迂回しました。430m+ピークに着くと巡視路になりましたが、すぐに巡視路は西の植林に降りていってしまいました。それでも尾根は歩きやすく、たまにツツジも咲いていました(写真)。これは2024/11/23の逆コースです。473mピークを過ぎて、次の490m+ピークは岩場で意外と尖っていました。北西に降りて行くと、西側に林道が見えました。しかし尾根は倒木や藪が連続し、それをクリアして450m+の鞍部に来ると西から林道が尾根に上がってきました。地形図ではこの付近には東側にも林道がありますが、尾根には達していません。西側の林道はその北の山には登らず水平に西に行ってしまいます。しかし北に登ると西から林道が来て、標高530m付近で西に行きました。そのまま尾根を登り、540m+ピークから西に歩くと、倒木の藪となりました。なかなか厳しい藪でしたが、なんとか抜けだすと、眼の前に霧ケ坂三等三角点(537.23m)がありました。


霧ケ坂三角点から北は、2014/12/28に逆方向に歩いています。植林になって歩きやすくなり、390m+の鞍部には2014/12/28に見た石仏がありました。台座の上の向きが変わっているようでした。この鞍部は植林で、東から林道が上がってきていたので、それを降りました。例によってジグザグに降りていきますが、少し登る所もあって方向に自信が持てませんでした。倒木で通れなくなっている箇所がいくつかありました。谷沿いに降りると堰堤が二つありました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「土万」です。



0 件のコメント: