2023年1月5日木曜日

野桑から尾根で登る白旗山

 


上郡の白旗山には、2008/03/31と2009/06/13に北の赤松から登った記録がありますが、なぜか南の野桑から登った記録がありません。今回は野桑からですが、登山道ではなく尾根で登ってみました。野桑のバス停前に白旗山登山路の標識と説明板があります。登山路は地形図の破線道で谷を行きますが、害獣避けの扉を通ってすぐに右手の山に登りました。ちょっと急ですがすぐに登れて、あとは尾根歩きです。特に特徴の無い自然林の尾根です。障害物はありません。勾配もさほど急ではなく、最初は落ち葉を踏んで登りました。そのうちに落ち葉が減ってシダが増えましたが、障害にはなりません。標高300m付近は砂地の急斜面の岩場で、滑りやすいので木につかまってなんとか登りました。この後も岩場が多く(写真)、東から南の展望もあります。そして最後の標高400m付近は流石に堅城という感じの急斜面なのですが、西寄りに斜めに登る道があり、おかげで楽に平坦地に出られました。この付近は山頂の説明板によると第一郭付郭のようです。登っていくと本丸に出ました。白旗山一等三角点(439.87m)があります。白旗城は「落ちない城」だそうで、合格祈願の絵馬がたくさん掛かっていました。北西にも東にも展望があります。


下山も登山道は使わず、まず北の三の丸に行き、土塁の脇から北に降りて東向きに下っていきました。標高380m付近まで降りると赤い「火の用心」が立っており、東向きが17鉄塔、北向きは18鉄塔となっていました。ここが獅子見への分岐です。今回は17鉄塔の方に降りました。黒いプラ階段がありますが、落ち葉で滑りやすい所が多く、岩場も木につかまって降りました。西播東岡山線一七鉄塔に着き、さらに急斜面の巡視路を降りました。これは南に向かうので当然次の16鉄塔経由になると思っていたら、植林の斜面を降りていきました。道がかなり流されていたのですが、なんとなく降りていくと、岩の多い谷にでて、そこに赤い「火の用心」が立っていました。谷を降りると道に出られましたが、ここに立っていた「火の用心」の番号は16だったので、17鉄塔への巡視路の入り口かどうかはわかりません。。


展望 ★☆☆

藪山度 ★☆☆

地形図は「二木」です。



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