2014年5月17日土曜日

東からカヤマチ山

カヤマチ山には2013/12/7に西の播州峠から登っていますが、今回は東から行ってみました。登り口は氷上町清住の達身寺です。西側に神社があり、その裏山から山に入りました。しかしすぐに頑丈な害獣避けの金網に行く手を阻まれました。金網に沿って西へ歩き、扉を見つけて尾根を登りました。荒れていますが、下草が少ないので登れます。しばらく登ると作業道がありました。東の方から来ています。ターンして東に曲がりますが、登っていく気配がありません。結局また藪の尾根を登りました。かなりの急斜面ですが、無事に主尾根に出られました。少し歩きやすくなり、西に歩いて立身山四等三角点(452.64m)に着きました。付近は伐採されていますが、三角点はアセビが取り囲んでいました。

この行程は標高150mから始まるので標高差は600mあります。三角点で標高差半分くらいですから、その後も何箇所も急登がありました。それぞれそんなに長く続くものではないのですが、結構疲れました。三角点の西のあたりは、気持ちの良い植林です。720m+のピークは水山という名前のようです([1,2])。この尾根は曲がって北に行くので、気をつけて西へ降りました。このあたりの下り斜面は藪もあって、ちょっと間違えました。しかしほとんどはなんとなく道があって、「上新庄共有林界」だとか「幸(?)世村直営地界」などの杭が打ってあります。国調三角点を過ぎて、その次の677mピークが十九山です([1,2])。後で見た保安林の看板には十九ヶ丸山という名前もありました。北側の展望があり、次は清住四等三角点(701.24m)で、ここは「芦田財産区」だそうです。柱谷山でしょうか[3]。

この先は北の岩屋山が見えたり、岩が増えたりで、やや藪っぽくなります。そして[3]にもあるシャクナゲが増えてきました(写真)。もう咲き終わりですが、少し楽しめました。そして、ようやくカヤマチ山山頂に着きました。葛野峠二等三角点(748.29m)があります。ここからは南に葛野(かどの)峠に降りました。大柿さんの2001年の札が下がっています。峠から東に植林を降りました。道と言えるものは無いのですが、作業道があります。斜面をジグザグに降りていきますが、案の定途中で見失ってしまい、結局適当に倒木を避けながら谷に降りました。倒木で苦労しながら谷を下って行くと、「峠ヶ谷」という札が立っていました。大きな炭焼き窯の跡があり、小川を渡ると林道清住線に出ました。この林道は崩れている箇所はありません。清住谷川沿いに降りていきますが、途中には場所ごとに名前札が立っていて、「消防山」というのもありました。道はコンクリート舗装になり、また未舗装に戻り、最後は害獣避けの扉を通って、清住の集落に戻りました。

この尾根歩きは長くて、もう少し変化がほしい感じがしましたが、歩きやすいので楽しめました。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「大名草」です。

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