2019年10月5日土曜日

万々谷から登る養父市の後山

2019/04/13に登った山ですが、別方向から登って、別方向に下山しました。登り口は北近畿豊岡自動車道の八鹿氷ノ山ICで降りて西に国道6号線を少し行った万々谷(ままだに)で、西の山の麓にある墓地に登りました。墓地の上に道があって尾根を登れるようになっており、すぐに金網があり、扉を開けてさらに登り続けました。ひどく疲れるような登りではなく、植林が多いので楽に歩けました。途中に平坦地があって城跡かと思いましたが、特にそのような情報は見つかりません。畑ケ中四等三角点(338.49m)も植林の中です。このあと、のんびり歩ける所も、やや厳しい斜面もありますが、展望もあって気持ち良い山登りです。548mピークを過ぎ、尾根を北に突き当たりまで行って、西に斜面を降りると、北側斜面が伐採され、ネットが張られていて歩きにくくなりました。510m+ピークを越してネット沿いに歩くと、地形図にある林道に出会いました。2019/04/13に下山に使った林道です。この場所には、山野神と掘られた石がありました。その先の鞍部では林道が少し北にも分岐していましたが、そのまま登ってまたネット沿いに歩き、金属プレートの後山四等三角点(546.1m)に着きました。展望良好です。

今回は林道ではなく北側の谷で下山しようと、三角点からもう少し北に行って、標高550m付近から東に急斜面の植林を降りました。そして尾根を歩いて北の破線道を見つけに行きました。破線道に相当する道はないのですが、植林なので破線道どうりに歩くのは問題ありません。東に尾根を降りていくと、地形図で破線道が谷を横切る所は道はなく、そのまま降りると急斜面なので、北寄りに迂回して谷に出ました。少し広い谷の分岐箇所ですが、なんとなく人手の入った感じがしました。倒木が多いのですが、谷は広く、降りていくと北側斜面には石積みがあって、段々畑が作られていたようでした。現在は植林になっていますが、こんな谷の奥まで耕作地にしていたとは驚きです。地形図の破線道は実際にはありませんが、幅の狭い平坦地が作られており、それに沿って降りていくことができました。この耕作地はかなりの急斜面にしっかり作られており、並の努力ではありません。谷もあちこちで石積みで整備されていました。道と言えるようなものが出てきたのは標高300m付近まで降りて来てからで、そこからも耕作地の跡が続きました(写真)。現在はほぼ全部が植林となっています。途中で護岸工事を通り過ぎ、万々谷に降りてきました。この道は林道万々谷線だそうで、降りてきた谷が万々谷なのでしょう。

展望 ★☆☆
藪山度 ★★☆
地形図は「関宮」です。

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