2015年4月27日月曜日

氷上町の向山

氷上町の水分れ公園の背後にある向山に登ってきました。コースは登山口にある「向山連山登山道案内図」そのままです。

水分かれ公園へ行く途中から北に入り、観音堂登山口から登り始めました。急斜面の尾根登りです。二の山298m、三の山470mと、分水嶺の尾根を登りました。途中には展望所があって、西側に展望があります。二の山(滝山)の下には滝山古墳という古墳があります。周囲の木の切ってある展望所があるのが、整備された登山道の長所です。二の山には、金属プレートの二の山四等三角点(299.98m)があります。四の山511mからは縦走で、「分水界 雲海の径」という標識がありました。北側の展望のある場所が多く、黒井城址が見えます。深坂北峰521mを過ぎ、向山に着きました。向山三等三角点(568.84m)があります。ここでも黒井城址がよく見えます。(写真)

五の山591mまで縦走したあと、坂を降りた後、岩に登ると蛙子展望所、そして蛙子(ガエルゴ)峰562mから譲葉山への分岐を過ぎてさらに分水嶺の径を歩きました。公園登山口への分岐を過ぎますが、この付近は土が柔らかいのか崩れまくっています。そしてちょっと登ると清水山で、金属プレートの清水山四等三角点(545.31m)があります。ここは反射板があって邪魔ですが、展望があります。ここからは清水山登山道を鳳翔寺へ真っ直ぐ下山で、途中にはイルカ石とか名前のついた岩がいくつかありました。416mピークは剣爾山というそうです。尾根の先は展望のある領家の頭という場所で(名前の由来は?)、さらに岩に登って展望の楽しめる天狗岩を過ぎてからは谷川沿いに降りました。最後は害獣避けネットを通らねばなりませんが、この出入口は足元が崩落しており、金属製のはしごの上を歩いてネットを潜らねばなりません。ちょっとビビりました。

歩いた全行程が整備された登山道ですので、楽しく歩きながら展望が楽しめました。有名なヒカゲツツジには2週間ほど遅く、まったく見られませんでした。

展望 ★★☆
藪山度 ☆☆☆
地形図は「柏原」です。

0 件のコメント: