何度か歩いている宍粟市と朝来市の市境の尾根ですが、今回は須留ヶ峰林道を利用してみました。国道429号線で笠形トンネルを宍粟市側から朝来市側に抜け、しばらく降りて行くと須留ヶ峰林道への入口があります。週休二日の工事中で、土曜日なので安心して少し林道を走り、林道が分岐する点まで行きました。ここで両方の林道が通行止めになっていたので、車を置いて、須留ヶ峰林道ではない方の林道を歩きました。この林道は南に向かい、笠形山方面へ行くのですが、途中に北に行く林道の分岐があります。これは曲がらず南に歩き、登りやすいところを探して、林道から尾根の先を西に登り始めました。
最初は緩やかな植林ですが徐々に急勾配になりました。しかし植林なので問題なく登れて、市境に出ました。植林の歩きやすい尾根です。ちょっと下ると2013/05/23や2015/08/01に来た笠形峠に出ました。お地蔵様があります。前にはなかったと思うのですが、北東からここまで林道が来ていました。斜面を北に登りましたが、ここから先は急斜面となり、植林とは言えまっすぐに登るのは難しく、作業道の名残を見つけて西寄りに登りました。しかしこの道も結局流されたようで消えてしまい、斜面を四つん這いになって登りました。土が柔らかく、滑り落ちそうでした。なんとか尾根に登って北にさらに登ると、朝来四等三角点(845.59m)がありました。奥組山というようです。ここでも東の下を見ると林道がありました。
朝来三角点には道しるべがあり、西の奥組の方向から尾根沿いに登山道があるようです。ここから北の三郡山までは登山道で、道しるべがあります。これでだいぶ楽になりましたが、まだ登りです。周囲は東側は植林で、しばらくは林道がありました。西側は自然林が多かったようです。栗の木の多い山ですが、ことごとく食べられていました。ウリ坊が元気よく走っていきました。936mピークを過ぎ、神子畑二等三角点(977.48m)に着きました。ここは黒原山です。この付近から尾根上も美しい植林が増えて(写真)、北に歩くと宍粟別選5名山の三郡山(950m)です。ここから尾根の西側は養父市となります。さらに北に細くなった尾根を歩き、金属プレートの間歩谷四等三角点(967.24m)に着きました。この先は尾根を東に曲がり、細尾根を歩いていくと、須留ヶ峰林道に降りられました。ここにはプレハブ小屋や簡易トイレがあり、工事の起点となっているようでした。
下山は須留ヶ峰林道(正式には森林基幹道須留ヶ峰線)を歩きました。考えてみると、降りてきた地点は2013/05/23に既に工事が終わっていました。幅員5mの舗装された林道ですが工事開始は20世紀で、法面を見ると非常にしっかりと作られており、なんとしてでも道を作ろうという、ガウディの教会のような強い意思を感じました。法面はほぼ降りられませんが、要所にはハシゴが設置されているので、これを利用すれば山歩きには便利だと思います。
展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「神子畑」です。
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