2013/04/13と2023/06/25に歩いている生野の西の山ですが、今回は南の川尻から登りました。生野から市川に沿って西に歩くと、川尻の集落の前に北に入る林道があります。これを使っても登れそうでしたが、とりあえずは川尻の集落まで歩いて山に向かう道に入りました。人家を抜けるとお寺(圓福寺)があり、その先に大歳神社があります。その先は昭和59年竣工の奥山川堰堤です。この先も道が続きますが、右手の植林が登りやすそうだったので、そちらに行きました。植林なので歩きやすく、どこでも歩けてしまいます。しばらく登ると赤い「火の用心」があり、西向きに「神社」登りは「No 15」です。ということは、堰堤を越えて歩くと、巡視路の入口があったのかも知れません。さらに登って行きましたが、巡視路のようなものは特に無く、作業道を探しながら登りました。ずっと植林ですが、少し急斜面になると地面に落ちている枝が邪魔なこともありました。主尾根に近づくとまた「火の用心」があって、下が「神社」右が「No 16」となっています。右に行く道がありますが、まっすぐに尾根に上がろうとすると棘のある木が多い藪に阻まれました。とりあえず南に藪を抜けて、大河内線一五鉄塔に行きました。
この尾根には良い道があります。北に歩くと先ほど登ってきた藪には地籍図根三角点がありました。その先は真っ直ぐではなく、西側のミツマタの生えている方が巡視路です。この北は尾根から少し外れた所に鉄塔がたくさんありますが、それは2013/04/13の地図に描いてあります。整備されて巡視路で、黒いプラ階段もあります。ときどき西側の段ヶ峰方面の展望があり、しばらく歩くと、川尻三等三角点(678.79m)に着きました。前と変わらず背の高い枯れた笹に囲まれています。
三角点からまっすぐに東へ歩くと2023/06/25に登ってきたコースですが、今日は北に降りました。640m+ピークまで巡視路を歩き、東の尾根に向かいました。なんとなく道がありますが、標高600m付近で藪に消えてしまいました。ここは地形図ではわかりませんが深い谷です。谷底の小川は南に向かって流れていますが、それを渡って植林の斜面を登りました。この先もわかりにくい地形で、何度もGPSを確認しました。600m+ピークから急斜面の植林を降り、東の尾根に曲がりましたが、この先も単に尾根を辿って降りると間違った方向に行ってしまうので、GPSを頼りに降りました。東向きの尾根を420mピークを目指して歩いていると、道がありました。道の脇には立像と坐像が並んで彫られている石仏があり、四国八十八ヶ所を巡れるようでした(写真)。かなり傷んでいるものや、部分的に修復されているものもありました。ありがたくこの道を歩かせて頂いて、延應寺に下山しました。56番付近から歩き始めましたが、途中で倒木があり、急な道を降りると76番があり、道はここで終わっていました。正しい道は倒木の先で、橋を2つ渡りました。86番から先は延應寺にありました。
展望 ☆☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「生野」です。
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