2023年11月19日日曜日

奥海から瑠璃寺

 


佐用の北の瑠璃寺付近の山は、2014/03/29、2014/04/20、2018/05/27に歩いていますが、今回は北の奥海から歩きました。奥海の県道556から東に少し桑村の方向に入り、橋を見つけて南に川を渡りました。ここには素敵な別荘がありますが、しばらく使われていない様子で、周囲には背の高い草が茂っており、車でどうやって別荘に入っていたのか判断出来ない状況でした。別荘の背後には石垣があり、それを登って尾根先を登り始めました。急勾配ですが植林なので木に掴まらなくても登れて、標高差150mほどを登ると少し楽になってきました。567m地点までくれば、あとはさほど頑張らなくても登っていけますが、それでも決して平坦な尾根ではありません。最初の道標をみつけたのは標高650mへ向かって登っていくところで、尾根に溝があってそれが道のようで、その脇にありました。二十一丁です。この付近からは2018/05/27に通っています。ところどころに道標があり、参道は巻き道が多いのです、主に尾根上を歩きました。けっこうアップダウンがあります。2014/03/29に644mで見た機器は撤去されたようです。最後は鉄条網で囲われた何かがあったらしい571mピークから、急斜面の岩場を降りて瑠璃寺の奥の院に着きました。


いちおう尾根の端の天狗堂(祠がありますが、本当にこれのことでしょうか?)まで歩いてから戻って再び本堂の裏の急斜面を登りました。参道があるはずだと信じて南寄りの斜面を登りましたが道は無く、足元の崩れる急勾配の斜面を登る羽目になりました。帰りはなるべく参道を歩くことにしましたが、ピークを巻いている場合が多く、斜面に作られた道なので流されて消えがちで、倒木に遮られることもありました。平らな地面を歩けないので足が痛くなります。分岐路の道標は、三丁と四丁の間にあった写真のものだけでした。ここからは巻き道があったので歩いたら、南寄りの尾根に行ってしまいました。四丁から尾根に上がるようです。


帰りは来た尾根を戻りましたが、最後は道が消えた後に、斜面の真ん中に二十四の道標を見つけました。ここは最初に川を渡った谷の上になります。ここから奥海に行くなら谷を通るしかないので、急斜面を降りました。木の少ない足元の崩れやすい急斜面でした。降りていくとミツマタの木が茂っており、藪化していました。谷は通れないので少し斜面を上った所を歩きましたが、少し行くと谷沿いに道があったので降りてみましたが、2mくらいの幅はあるものの倒木があったり藪だったりして、思うように歩けません。歩けない所は東の山側に上がって歩きました。谷の反対側に道が見えたこともありましたが、ずっと谷の東側を歩き、最後は少し登って耕作用に作られたと思われる平坦地を歩き、最初に登った地点で石垣を降りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「千草」です。



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