2020年6月20日土曜日

若桜の側谷三角点


鳥取県の若桜町には登山向きの山がたくさんありますが、姫路からは遠いのでなかなか歩けません。今回は若桜の町の東の尾根で側谷三角点まで歩いてみました。登り口は日本一の大幟のある意非(おい)神社です。尾根の先に建っているので、裏に回って急斜面から尾根を登りました。ちょっと頑張って登ると尾根に上がれますが、いきなり林道の終点です。最初は楽をしようと思って林道を歩いていましたが、だんだん尾根から北側に下がっていくので、尾根に上がりました。尾根の北側は植林、南側は自然林で、たまに木の密度が上がるくらいで歩くには問題ありません。360m+ピークから423mピークも、多少倒木がある程度です。尾根は東に曲がりますが、急勾配はないので楽ちんです。460m+ピークを通り、458m地点を過ぎて少し勾配が急になりますが、登山というよりハイキングです。あまり書くことはなくて、広めの尾根に自然林と植林が交互に出てくる感じです。北向きに曲がって593mピーク、北東に折れて561mピークを過ぎ、また東に曲がって少し登りが増えて680mピークに着きました。ここからは少し気合を入れる必要があります。ちょっと640m+に降りてからきつめの登りになりました。しかし切り開きがあるので木に掴まる必要もなく登れました。平坦な植林に、側谷三等三角点(862.99m)がありました(写真)。


下山は難しくて、まず広い尾根を南西に下り、途中から北に植林を降りていき、790m+の平坦地の先まで行きました。ここで植林は終わりで、この先の急斜面はまばらに木が生えている状態です。掴まれるくらいの密度の木はあるので、時々滑りそうになりながら慎重に降りて行きました。徐々に勾配は楽になって、新緑がきれいな林を抜けると標高600m付近からまた植林が増えてきました。しばらく植林を降りて行くと北側下に工事中の林道が見えました。急斜面を降りていくと、この新しい林道は法面が非常に高く、とても降りられません。しかたなしに北東に林道に沿って斜面を歩いて降りられる場所を探しました。結局谷の所までずっと高い法面が続き、やっと降りられました。このコンクリート舗装された林道は諸鹿屋堂羅線だそうですが、ここからどうやって諸鹿に行くのでしょうか?あとは林道屋堂羅線で戻りました。


展望 ☆☆☆

藪山度 ★★☆

地形図は「若桜」です。



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