2016年2月14日日曜日

志方の城山

雨あがりの日曜日に、志方の城山に登ってきました。赤松氏の城だったとのことですが、石垣は姫路城に持って行かれたのか、まったく残っていません。駐車場があるので車をとめて、案内板がなくて不安でしたが[1]にあるように駐車場の南端から歩き始めました。最近設置されたと思われるソーラーパネル群があり、その先に溜池がありました。溜池のほとりに「城山旧道」という札がありましたが、方向がよく分かりません。結局溜池の堰堤を歩いて、端を飛び越えると道があり、これが旧道のようでした。旧道の入り口はこの付近にあるようで、駐車場からは舗装道路を登ることが期待されているのでしょう。この旧道はよく整備されており、竹やぶを抜けてシダの間を登って、舗装道路に出てきました。ここには毘沙門岩という奇岩があって毘沙門天が祀ってあり、ちょっと急な登りで岩の上に出ると、なかなかの展望でした。ここからは登山道を登って、関電の新加古川反射板に出ました。ここからも南側がよく見えます。ここへは舗装道路の延長の道が来ており、この先は山頂の城跡となります。山頂まで電気が通じています。山頂では東端にある三角点(写真)付近から東側の展望が素晴らしく、ベンチでくつろげます。

下山は西側の尾根を歩こうと思っていたのですが、縦走コースが整備されているようで、それが西側の尾根を通っているので、それを歩くことにしました。山頂には八十八ヶ所巡礼の石仏があり、まるで近代美術のアートのようになっています。西側には「歴史の小径」という掘割を巡る道があり説明板もありますが、それをそのまま西に歩くと七つ池(上ノ池)に降りるコースになっています(縦走路とは逆コースです)。よく整備された道でマーキングも多数あります。木々に囲まれた尾根を歩くと、七つ池への分岐(コースでは4の地点)がありますが、真っ直ぐの方向にもマーキングがあるので、真っ直ぐ歩きました。周囲はジャングルのような藪ですが、道はしっかりしています。さらに七つ池に行く道との分岐がありますが、駐車場に戻ることを考えて左に曲がりました。こちらの道も問題なく、共同アンテナに出てきました。さらに木々のトンネルを通って貯水タンクがあり、そちらの道を降りて行くと、降り口に加古川市水道局による「立入禁止」が書いてありました。あとは安楽寺を経由して駐車場に戻りました。

城山公園というだけあって、登山道もいくつも整備されていました。

展望 ★★☆
藪山度 ☆☆☆
地形図は「加古川」です。

0 件のコメント: