2016年1月9日土曜日

丹波の鐘ヶ坂から譲葉山

篠山市と氷上市柏原町の間にある鐘ヶ坂は、トンネルが3つもあるので有名な峠です。古来ここは難所だったらしく、福知山線はここを通らずに狭い篠山川の渓谷を通って谷川から奥野々峠へ大回りしています。その奥野々トンネルを抜けて北から176号線に出て、鐘ヶ坂公園に着きました。ここから遊歩道を歩いて明治時代に作られた最初のトンネルに行きました。遊歩道と言ってもこのトンネルが使われていた時代の道路ですので、しっかりした道です。山茶花の並木になっています。明治時代のトンネルは昭和のトンネルのほぼ真上にあるようです。法道仙人の石仏があります([1])。

トンネルは通れないので少し戻って、道がヘアピンカーブしている大曲りという所に来ると、鐘ヶ坂峠への登山道の標識があります。これに従って峠まで登りました。整備された道ですが、途中で「峠まであと半分」の標識が現れてから、たちまち峠に着きました。別のコースの標識なのかもしれません。鐘ヶ坂峠は深い切通になっています(写真)。ここからすぐに譲葉山へ縦走しても良かったのですが、面白そうなので金山城を見に行きました。まず尾根に上がり、次に鐘ヶ坂四等三角点(426.35m)のある眺めの良いピークに登り、一旦降りてから金山に向かいましたが、「鬼の架橋」への道標に従って行ったところ、金山を巻いて追入からの登山道に出ました。さらに金山を巻いて、西側にある鬼の架橋に着きました。岩がトンネルを作っているのですが、トンネルの向こう側は崖です。鐘ヶ坂方面の展望が広がります。ここから金山山頂はすぐそこです。金山には明智光秀が作った山城があったそうで、確かに北の黒井城と南の八上城の両方が見えます。柏原と篠山の両方の町も見えます。間違いなく要衝でしょう([2])。

金山を見てからは、譲葉山まで縦走です。まず尾根を歩いて鐘ヶ坂峠まで戻りました。ここに「テンプルコース 瓶割峠へ」という案内板があるのですが、道がよく分かりません。とりあえず切通の東側を登って尾根に出て歩きました。あまり整備されているという感じはしませんが、歩き易い尾根で、しばらく小さなアップダウンを繰り返して歩くと、瓶割峠への分岐がありました。ここを譲葉山の方に歩きました。ここも歩くのに支障はありませんが整備された道ではなく、迷い易い所もありました。木々の間から舞鶴若狭自動車道が見えるようになり、奥町四等三角点(431.46m)に着きました。このピークは道標に奥山と書いてありました。さらに尾根を歩いて坂を登ると北金ヶ山(464.2m)に着きました。が、ここが本当に北金ヶ山かどうかは疑問です。ここから南にちょっと行ったピークのほうが高いですし、北金ヶ山という三角点はここからさらに南に降りて行った先にあるので、途中の441mピークが北金ヶ山かも知れません。とにかく北に歩くと、尾根にネットが張られています。469mピークを過ぎると登りが徐々にきつくなり、譲葉山の手前は非常に急な坂です。頑張って登り切ると、譲葉神社(ご神体は?)のある譲葉山(594m)山頂に出ました。

下りは上小倉に降りる真南の尾根を選びました。尾根が見つかるか心配でしたが、各種のマーキングがあって見落とすことはありません。ただし最初は非常に急勾配でした。しばらく下ると傾斜は楽になりましたが藪っぽくなりました。いったん420mピークに登ってから再び尾根を降りて行くと、譲権現三等三角点(347.91m)に出ました。北の方に展望があります。ここからは藪っぽい道を南に降りて行きましたが、植林になり、マーキングがあるのでそれに従って尾根を降りて行くと、谷に出ました。ここは地形図では破線道が尾根から降りてきていますが、倒木だらけの谷でした。谷を下って害獣避けの扉を開けて国道162に出てきました。この下山に使った尾根はひどい藪はありませんが、登山道ではありませんし、長くてうんざりしました。。

金山というのは金鉱があったのかと思ったら、そうではないようです([2])。

展望 ★★☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「柏原」です。

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