2014年2月16日日曜日

市川町牛尾の三角点二つ

岡部川の北にある地味な三角点二つに行きました。下牛尾から岡部川沿いに歩くと、瀬加小学校牛尾分校があります。今は笠形会館となっているようです。このプールの東側を登って行くと、害獣避けの扉があり、ここから山に入りました。この道は墓地に行くためのものなのですぐ終わります。東に尾根を探して歩くと、この付近の山裾はかつては段々畑だったことが分かりました。最初は下草もなく楽ですが、急斜面になるとシダも増えてきて、典型的な藪山になりました。里山なので道がありそうなものですが、あったとしても崩落とシダで消えています。

尾根に出ても藪ですが、大きな岩が多く、展望もあって少し楽しめました。シダで消えかかった踏み跡を辿って牛尾四等三角点(345.40m)に出ました。いったんちょっと西側に降りてから北に歩き続けました。あまり細くない細尾根を歩き、斜面を登って何もない358mピークを過ぎ、道のない北斜面を降りると林になって歩き易くなりました。しばらく歩くと鞍部に出ますが、ここは東にある笠形温泉から道があり、東屋があって休めます。西側にも道がありました。

鞍部から先は下草のない松の生えた尾根です。展望もあります。やや急な斜面を登り、しばらく歩くと気持ちの良い開けた場合に出ました。隅の方に歌堂谷三等三角点(430.35m)がありました。ここからも歩き易く、399mピークを過ぎ、似たような雰囲気の尾根が続きます。350m+の小ピークを過ぎると鞍部に出ますが、横切っている道はありません。しかし藪の急斜面を登ると、380m+ピークにはベンチがありました。笠形山方面が展望できます。ハイキング用の道が南東に整備されているので、これを降りました。北に降りる道もありました。かなり古い道で木の階段はほとんど腐っていますが、道があるとやはり楽です。鞍部まで降りると道しるべがあり、下山は北の「ふれあい広場」となっていました。下山せずに370mピークに登りました。ここは道が消えかかっています。頂上にはマッシュルームの形の屋根が付いた展望台がありました。さすがに眺望は抜群です。写真は笠形山方面です。ここからは道のない藪を南に降りました。少し降りると藪も楽になり、尾根の先まで降りられました。ただし先には金網があるのでちょっと戻って地形図の破線道に降りました。ここには扉があるのですが、山側からは開けられません。よじ登ろうかと思ったのですが、ちょっと回り込むと畑に行く出入口がありました。あとは道を歩いて戻りました。

山を歩いていたのは3時間ほどです。いかにも里山という感じでした。なお、松茸山なので9月から11月は入山禁止だそうです。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「粟賀町」です。

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