2013年9月14日土曜日

朝来市高路から3つのコウロ三角点巡り

2012/08/18に、越知川の最上流を越知川側から歩きました。同じ尾根に、北側からアプローチしてみました。生野の銀山湖沿いに国道429号線を走り、さらに魚ヶ滝から簾野を抜け、その先の日本ハンザキ研究所の先で国道から外れ、高路に向かいました。数軒の人家を過ぎると長野川に橋がかかっており、対岸には養魚場の跡のような施設が見えました。ここで川を南に渡り、そのまま目の前の急斜面の植林を登りました。尾根に出ると植林の作業道が真っ直ぐに伸びており、楽に登れるようになりました。ひとピーク越すと神社がありました。脇には不動明王のような石仏もあります。ここには梅ケ畑から道が登ってきているので、ここを出発点とするのが正解です。

ここから再び登りですが、整備された尾根で楽に登れました。道があるわけではないのですが、障害物もありません。標高720m付近からしばらくは広い尾根になりました。763m地点には、新設金属プレートのコウロ奥四等三角点(761.21m)がありました。この後も植林が多く、歩きやすい尾根でした。790m+ピークには国土調査の金属プレートがあり、紅白のポールが立っていました。ここからはちょっと眺望があります。しばらくは尾根にネットがあり、それがなくなると三国岳が見えました。軽快に尾根を登り、朝来市と神河町の境の尾根に出ました。ここには高路奥四等三角点(813.60m)があります。この名前は、カタカナと漢字の違いだけで新設の三角点と同じです。前回来た時から1年が経っていますが、三角点の上のポールは健在でした。ひょっとしてさっきの国土調査のポールが見えるのかと思ったのですが、よく見えませんでした。

境界の尾根を西に歩き、岩を登って越知川方面の展望を楽しみ、次の810m+ピークに出ますが、ここは尾根が分岐しており、北へ降りる必要があります。そして、次の790m+ピークから北の尾根に向かいましたが、この分岐には赤い「火の用心」が立っており、北の尾根が巡視路であることが分かります。とても歩きやすく、北西に分岐する所もプラ階段があるので迷いようもなく、切り開きも広くて助かりました。送電線(奥多々良木線)はこの尾根の西側を通っており、所々に鉄塔への分岐があります。14鉄塔だけは尾根の近くだったので見に行きました。702mピークの手前には姫路工業大学ワンゲル部OB会の立てた「林間コース」という標識があり、片方は歩いてきた尾根、反対側は簾野に行くようでしたが、斜面の道なのでやや不明瞭でした。そちらには行かず702mピークに登り、東に曲がりました。すぐに展望の良い場所に出ましたが、足元は地形図にはない急斜面で、一瞬ためらいましたが、方角に間違いないので木につかまって降りました。少し降りると歩きやすくなり、また気楽な尾根歩きに戻りました。香呂三等三角点(723.36m)は、高路とは違う漢字ですが、これでコウロと名の付く三角点を3つ通りました。この先はちょっと展望があります。それからは植林の下りで、最後は高路の人家の裏の草むらに出てきますした。これは突破が困難で、結局少し南側の植林の中を降りました。川の水は少なくて、歩いて渡れましたが、後で見ると北側に降りたほうがよかったようです。最後に渡った高路の橋には「こうろうばし」と書いてありました。

8kmほどの道のりを4時間で歩きました。とても歩き易いと思います。

展望 ★☆☆
藪山度 ★☆☆
地形図は「大名草」です。

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